レアル・マドリードがモウリーニョ監督を招へいへ [写真]=Getty Images ジョゼ・モウリーニョ監督が、2026−27シーズンから再びレアル・マドリードを率いることになりそうだ。15日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
ここ数週間レアル・マドリード復帰の可能性が取り沙汰されていた“スペシャル・ワン”について、「復帰は時間の問題。唯一の候補であり、就任する可能性は99.9パーセントだ」と地元紙は綴る。劇的な展開がない限り、カルロ・アンチェロッティ氏、シャビ・アロンソ氏、アルバロ・アルベロア監督に続き、わずか1年でレアル・マドリードのトップチームを率いる4人目の監督となりそうだ。就任は今シーズンが終了する5月23日が見込まれている。
モウリーニョ監督のほかには現アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督や現フランス代表のディディエ・デシャン監督も候補に挙がっていた。しかし、“火薬庫”と化したレアル・マドリードのロッカールームに秩序をもたらすことができる唯一の人物と見なされ、カリスマの権化であるモウリーニョ監督の招へいが決断されたようだ。
先週末の“エル・クラシコ”前にはフランス代表MFオーレリアン・チュアメニとウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが練習中に衝突し、木曜日のオビエド戦後にはフランス代表FWキリアン・エンバペが公の場でアルベロア監督への嫌味を言うなど、チームの崩壊はとどまることを知らない。なお、クラブ内でもフロレンティーノ・ペレス会長が唐突な会長選挙実施を宣言して波紋を呼んでいるが、モウリーニョ監督の就任には影響しなさそうだ。
現在63歳のモウリーニョ監督は、ポルト、チェルシー、インテルで輝かしい実績を残した後、2010年夏から2013年夏にかけてもレアル・マドリードを指揮。当時ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていた宿敵バルセロナとハイレベルな争いを演じ、2010−11シーズンにコパ・デル・レイ、2011−12シーズンにラ・リーガ優勝を果たした。その時モウリーニョ監督が築いたカウンタースタイルが、後にレアル・マドリードがチャンピオンズリーグを独占する礎になったと内外で高く評価されている。
レアル・マドリード退任後はチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、ローマ、フェネルバフチェ、ベンフィカを渡り歩いた。チェルシーではプレミアリーグ、マンチェスター・Uではヨーロッパリーグ、ローマではクラブ史上初の大陸タイトルとなるカンファレンスリーグ制覇を達成。昨年9月から指揮をとるベンフィカにおいて、今季はリーグ戦で29試合無敗を維持しているが、引き分けの多さが響いてポルトにリーグタイトルを譲った。
なお、モウリーニョ監督とベンフィカの契約は2027年6月30日まで残っており、レアル・マドリードは引き抜きにあたり300万ユーロ(約5億5000万円)の契約解除金を支払うようだ。