民事訴訟、全面デジタル化スタート=審理短縮制度も
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2026年05月21日 06:31 時事通信社

民事裁判の手続きを全面的にデジタル化する改正民事訴訟法が21日、施行された。同日以降に提訴された事件を対象に、訴状提出から判決までオンラインで完結できるようになった。原告、被告側双方の申し出があれば7カ月以内に判決を言い渡す制度も始まり、裁判の利便性向上や迅速化が期待される。
これまでは紙で裁判所に持参するか、郵送していた訴状や主張書面は、PDFファイルなどの電子データで提出が可能になった。訴訟代理人の弁護士はオンライン提出が義務化されるが、代理人を付けない本人訴訟では、引き続き紙での提出も受け付ける。
データは裁判所のシステム「mints(ミンツ)」で管理。当事者は書面や証拠をオンラインで常時閲覧が可能で、判決書も取得できる。第三者が訴訟記録を閲覧する場合は、任意の裁判所の専用端末からアクセスできる。
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