『スター・ウォーズ』7年ぶり新作、いよいよ公開 ジョン・ファヴロー監督「この週末で多くのことが決まる」

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2026年05月21日 19:30  オリコンニュース

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『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ジョン・ファヴロー監督、グローグー
 1977年にジョージ・ルーカス監督によって誕生した「スター・ウォーズ」。半世紀近くにわたり世界中を熱狂させてきた伝説のシリーズが、2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、7年ぶりに劇場へ帰ってくる。

【画像】映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』場面写真

 その最新作が、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』だ。

 主人公は、賞金稼ぎとしてどんな仕事も完璧に遂行するマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘めた孤児グローグー。2019年、動画配信サービス「Disney+」のローンチ作品としてスタートしたドラマシリーズ『マンダロリアン』で初登場すると、たちまち世界的人気キャラクターとなった。

 『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』でダース・ベイダーが討たれ、銀河帝国が崩壊してから5年後――。銀河には秩序が戻らず、新共和国の法も辺境までは届いていない。そんな混沌の時代を舞台に、“我らの道”を合言葉に厳しい掟に従うマンダロリアンと、大きな瞳と愛らしい仕草で人気を集めるグローグーの旅路を描き、「スター・ウォーズ」に新たなファン層を呼び込んだ。

 本作では、そんなマンダロリアンとグローグーが新たな依頼を受け、予測不能な冒険へと巻き込まれていく。

 映画化にあたり、「最大の挑戦の一つ」だったのが、「昔からのファンを満足させながら、新しい世代にも開かれた作品にすること」だったという。

 「多くの人は11〜12歳くらいで『スター・ウォーズ』に恋をします。『スター・ウォーズ』の新作映画は約7年ぶり。新しい世代に、この作品を届けるチャンスだと思いました。彼らは“グローグー”のことは知っていても、『スター・ウォーズ』本編やドラマを観たことがないかもしれない。だからこそ、この作品が入り口になればと思ったんです。これまで『スター・ウォーズ』を一度も観たことがない人でも楽しめる、まったく新しい冒険映画を作りたかった」と語った。

 ドラマシリーズは、最先端の映像技術を駆使した“映画級”のスケール感でも話題を呼んだ。「“シネマティックなドラマ”を、いかに劇場映画としてスケールアップさせるか、そこも挑戦でした」

 来年2027年5月にはライアン・ゴズリング主演の映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』が全米公開されることが決定している。『マンダロリアン・アンド・グローグー』から新たなる「スター・ウォーズ」伝説が始まるのだろうか。

 日本では『名探偵コナン』や『ドラえもん』のように、毎年新作映画が公開され、世代を超えて親から子へ受け継がれていく人気シリーズが存在する。『マンダロリアン』にもそうした展開の可能性はあるのか――。そう尋ねると、ファヴロー監督は慎重に言葉を選んだ。

 「実際、ドラマシリーズでは、それに近いことをしていました。映画1本なら2時間ですが、ドラマでは毎年8話を作っていましたからね。ただ、それを毎年続けるとなると、物語の作り方にも制限が出てくるんです。1年以内に完成させなければならないので、ロケーションや表現の幅も限られてしまう。シーズンを重ねるうちに、それがかなり窮屈になっていました。

 今回は映画化したことで、制作に3年かけることができました。巨大セットを建てたり、大型クリーチャーやドロイドを登場させたり、より自由な発想ができるようになったんです。IMAX向けの大きなフレームで撮影し、これまで時間や予算の問題で難しかったVFXにも挑戦できました。フルCGのメインキャラクターによる本格的なアクションも、ドラマシリーズでは実現できなかったことです。

 ジョージ・ルーカスは、『フラッシュ・ゴードン』のような、スケールが大きく想像力に満ちた作品群から影響を受けていました。僕たちも、その精神を受け継ぎたかったんです」

 マンダロリアンとグローグーについて、たびたび語られてきたのが、小池一夫(原作)・小島剛夕(画)による漫画『子連れ狼』からの影響だ。妻を殺された刺客・拝一刀が、幼い息子・大五郎と復讐の旅を続ける物語は、マンダロリアンとグローグーの“疑似親子ロードムービー”的な構造に通じるものがある。ふたりの旅をずっと見ていたい気持ちにもさせられる。

 そこで、「3年に1本のペースで映画を作る可能性は?」と尋ねると、ファヴロー監督は笑いながらこう答えた。

 「どうなるかは分かりません(笑)。そもそも映画を作れただけで幸運なんです。実現できるとは思っていなかったので、今はただうれしい」

 そう語った上で、さらにこう続けた。

 「たとえるなら、マイナーリーグの野球選手がメジャーリーグに昇格したような感覚です。今はただ、この舞台を楽しんでいます。そして、この週末で多くのことが分かるでしょう。観客がどう感じるか。それが今後を大きく左右します。『スター・ウォーズ』ファンにもいろんなタイプがいますから。この作品を受け入れてもらえれば、たくさんの可能性が広がると思います。様子をみましょう」

 「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカスは、1作目の公開時、映画が失敗すると確信し、公開日にスティーヴン・スピルバーグとともにハワイへ逃避行していたという逸話が残る。それほど公開直前には不安がつきまとうものなのだろう。

 本作は21日午後7時より、全国5都市7劇場で日本最速“前夜祭”上映を実施。日付が変わった22日午前0時から上映を行う劇場もある。7年ぶりとなる「スター・ウォーズ」映画。その新たな物語が、ついに幕を開ける。

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  • 7から先がグダグダばかりだからなぁ…(’’)ドウシヨウ
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