
義母は家族になったとはいえ、もともとは他人同士です。だからこそ、ちょっとした言葉づかいに違和感を覚えることもあるのではないでしょうか。とくに義家族との関係では、「呼び方」が思いのほか大きな意味をもつ場合があるのかもしれません。
『お嫁ちゃん呼びする義母は要注意? お婿くんとか』このひと言から、呼び方に対するさまざまな本音が寄せられました。かわいらしい響きに感じる人もいれば、距離の近さや上下関係を感じてしまう人もいるようです。そこには世代や価値観の違いも見え隠れしていました。
義母からの呼ばれ方ににじむ、違和感と距離感
まず目立ったのは、「嫁」という言葉への違和感です。
『「嫁」というワードがそもそもイヤ』
『私は義母からうちの嫁、と言われる。当初はそんなイヤでもなかったが、義母との関わりが深くなるほどに、嫁扱いがイヤになった』このように、言葉に含まれるニュアンスが気になるという声がありました。とくに「嫁」という表現に対して、上下関係や家が所有するモノのようなイメージを感じる人もいるのでしょう。
『人に「さん」づけができない人なのかと思ってしまう』
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『お嫁ちゃんもそうだけれど、息子ちゃん娘ちゃんって言う人にも違和感がある』といった意見もあり、呼び方から相手の価値観や人柄を読み取ろうとする人もいるようです。
義母の世代なら仕方ない?ジェネレーションギャップでは?
一方で、「世代による違いではないか」という冷静な見方もあります。
『ひと世代上の人は普通につかっている印象』同じ言葉でも、つかう側と受け取る側で感覚にズレがあることが、違和感の原因になっているのかもしれません。一方、
『お嫁ちゃん・お婿くん呼びを実際に聞いたこともないし、そう呼ぶ人にも会ったことがないから非現実的な感じ。呼び捨てよりはマシだけれど、実際にそう呼ばれたら……ププって笑いそう』という意見もあり、ネット上で見かけるほど一般的ではないと感じている人もいました。
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無難なのは「名前+さん」
こうした意見のなかで、共感を集めていたのが「名前で呼んでほしい」という声です。
『普通に〇〇さんと名前を呼ぶのが自然』
『将来子どもたちが結婚したら名前+さんが一番いいと思う。ちなみに義母が知り合いと話すときは「うちの嫁、あの人」とか言っていて非常に不快だわ』名前で呼ばれることで、ひとりの人間として尊重されていると感じやすいのかもしれません。一方で、
『呼び捨てにされたらそれはそれでイヤ』という声もあり、距離が近すぎても遠すぎても違和感につながる難しさがうかがえます。
呼び方よりも大切なのは態度
呼び方よりも、関係性や日頃の接し方を重視する考え方をする人もいます。
『悪意がないなら気にしない』
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『あだ名のようなものでは? 可愛がられているのかなとは思うかも』
『変な意味やいじわるでないのなら、いいのでは? それに反応していじわるなことを言う方が捻くれている。素直な気持ちで人と接したいな』どの呼び方でも、親しみの表現として受け取ることもできるでしょう。実際、外から見ただけではその家庭の関係性はわかりません。言葉だけで判断するのは難しい面もあります。筆者は「うちの婿殿」との呼び方を耳にしたことがあります。少し照れくさそうな、でも嬉しそうな響きを感じました。
受け止め方次第で変わる義母との関係
なかには、少しユーモラスな意見もあります。
『こちらも「お姑ちゃん」と呼んでいいのかな』こうした軽やかな発想は、過度に深刻に受け止めすぎないヒントになるかもしれません。すべてを真正面から受け止めるのではなく、少し距離を置いて捉えることで、気持ちがラクになる場合もあります。
言葉に引っかかりを感じたとき、それをムリに我慢する必要はありません。ただし、相手の意図を一度考えてみる余白もまた、関係を円滑にするためには大切なのでしょう。呼び方ひとつで揺れる心の奥には、「この人とどう関わりたいか」という自分自身の思いが隠れているのかもしれませんね。言葉に振り回されすぎず、気持ちと距離感を見つめながら、しなやかに関係を築いていけるといいのかもしれませんよ。
文・岡さきの 編集・編集部 イラスト・んぎまむ
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