『虎に翼』隠れ人気キャラ・笹山さんが退場 ネット悲鳴「寂しい」「ここにも戦争がじわじわと…」

0

2024年05月17日 08:44  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

田中要次 (C)ORICON NewS inc.
 俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第35話が、17日に放送された。

【写真】寅子と優三の”新婚初夜” 並べた布団の上で…

 第35話は、優三(仲野太賀)からの提案を受け入れて婚約することにした寅子(伊藤沙莉)。直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)は驚くが、二人を祝福する。寅子は職場で雲野(塚地武雅)にも報告。弁護士としてはじめての仕事を引き受けることになった寅子は堂々たる法廷デビューを果たす。寅子は「紙切れ一枚でこんなに状況がよくなるなんて」とよね(土居志央梨)に語るが、よねは納得していない様子で…というストーリーだった。

 婚約効果は定かではないが初めての弁護を引き受け、法廷に立つことができた寅子。そんな寅子を娘のように思い、応援していた“傍聴マニア”の笹山(田中要次)は「堂々としたいい裁判だった」と感激した。そして「もう思い残すことはなにもない」と切り出すと、「ご時世柄、米もネタも入ってこなくて商売やっていけなくてさ…」といい、寿司屋を畳んで地元へ帰ることを明かした。

 物語に深く関わるキャラクターではなかったものの、序盤から寅子たちを優しく刺させていた笹山の退場宣言に、視聴者からは「笹山さん…お寿司屋さん閉めちゃうのですね…寅ちゃんの活躍見れてよかったね…」「笹山のおじさん田舎帰っちゃうの寂しいな…。ずっと我が子のように寅ちゃん見守ってくれてたのに。ここにも戦争がじわじわと…」「これ来週からジワジワと笹山さんロスくるで」などの声が寄せられている。

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
    ニュース設定