全国で12シーズンぶり 積雪450センチ以上 青森県の酸ケ湯で観測

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2025年02月13日 16:32  日本気象協会

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日本気象協会

全国で12シーズンぶり 積雪450センチ以上 青森県の酸ケ湯で観測

今日13日は、北日本を中心に雪が強まりました。青森県の酸ケ湯では今シーズン全国で初めて積雪が450センチ以上に。全国で積雪が450センチ以上になったのは12シーズンぶりです。北日本は、14日にかけて山沿いを中心に雪が降るため、雪崩や屋根から落ちる雪に、十分お気をつけください。



●青森県の酸ケ湯で積雪451センチ 全国で450センチ以上は12シーズンぶり


今日13日は冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んでいるため、北日本を中心に雪が強まりました。

青森県酸ケ湯では15時に積雪451センチを観測。今シーズン全国で初めて450センチ以上となりました。全国で積雪が450センチを超えたのは2012〜2013シーズン以来、12シーズンぶりです。この時は2013年2月26日に酸ケ湯で観測史上1位となる566センチを記録しています。


●14日にかけて 北日本は山沿いを中心に積雪増加


13日夜〜14日も、冬型の気圧配置や寒気の影響が続くため、北日本や北陸の山沿いを中心に、雪が続くでしょう。

すでに、平年を上回る積雪になっている所もあり、積雪が更に増えそうです。雪崩や屋根から落ちる雪に注意が必要です。除雪作業は、慣れていても必ず2人以上で、安全を確認しながら、行ってください。


●雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を


もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。



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  • 雪の積もらない九州出身者なのでテレビで豪雪地域の様子が映ると「雪だるま作り放題じゃん!」と子供の頃はうらやましく思ったが、雪かきのお手伝いをしに行ったらうらやましさは少し薄れた
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