限定公開( 2 )
グラスに注いだ小麦ビール(白ビール)を283日間放置したタイムラプス動画がYouTubeで話題です。動画には「興味深い」「初めて見た」「すごい」などの声が寄せられています。
動画が投稿されたのは、さまざまな食品や風景の変化をタイムラプス動画で公開しているYouTubeチャンネル「Temponaut Timelapse」(@Temponaut_Timelapse)です。
まずは、背が高くくびれているヴァイツェングラスに小麦ビールをそそぎます。日本で一般的なビールの原材料は大麦麦芽が主体ですが、ドイツのヴァイツェンやベルギーのベルジャンホワイトなどは小麦麦芽や小麦を原料に作られており、世界中で人気を博しています。日本では白ビールとも呼ばれています。
今回の動画では、そんな小麦ビールが主役です。動画冒頭でグラスに注がれたビールはよい泡立ちで、実験でなければすぐさま飲み干してしまってもおかしくないほどおいしそうです。
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しかし残念ながらビールはこの後、283日もの間放置されることに。7時間ほどでビールの泡はほぼなくなってしまいます。
ビールには、麦芽やホップ、酵母、アミノ酸、糖類などが溶け込んでいるため、微生物の格好のエサになります。そのため、12日目にはカビが発生。これがどんどん液面で増殖していくとともに、ビールの液体は蒸発して減っていきました。
●見知らぬ姿になっていくビール
さらに液体は減り、色合いもオレンジからどんどん濃くなって琥珀(こはく)色に。表面のカビも増え続け、127日目にはグラスの内側に張り付くほどになりました。
目減りした液体は、ついには283日目で蒸発しきってなくなってしまいます。そして固まって干からびつつあるカビが残り、グラスの内側には水分を失った内容物の残骸がうっすらと貼り付いていました。こんな風になるんだ……。
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●小麦ビールのタイムラプスへの反響
この投稿には、「本当に興味深いビデオをありがとう!」「わあ、これは本当に素晴らしいタイムラプス」という声の他、「このビールがこんなに『生きている』とは思いませんでした!」と驚く声も寄せられていました。
画像はYouTubeチャンネル「Wheat Beer」(@Temponaut_Timelapse)から引用
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