【陸上】久保凛、専門外1500mも強い!高校歴代2位&19年ぶり大会新V/近畿高校総体

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2025年06月14日 09:58  日刊スポーツ

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陸上女子中距離の久保凛(2025年5月11日撮影)

<陸上:近畿高校総体>◇13日◇第2日◇たけびしスタジアム京都◇女子1500メートル決勝



女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高)が1500メートルに臨み、高校歴代2位となる4分11秒07で2連覇した。


06年に小林祐梨子がマークした従来の大会記録(4分14秒39)を19年ぶりに更新。同年に小林が打ち立てた高校記録(4分7秒86)に迫り、専門外の種目でも強さを示した。今日14日の800メートル予選、準決勝、15日の同決勝へ弾みをつけた。


久保は800メートルを主戦場とする女子中距離のホープ。高校2年生だった昨年6月の日本選手権で初優勝すると、同7月には日本女子初の2分切りとなる1分59秒93をマークし、19年ぶりに日本記録を更新した。


高校3年生に進級後も好記録を連発。5月の静岡国際では自己2番目の2分0秒28で9月の世界選手権東京大会の開催国枠エントリー設定記録を0秒71上回り、同月のアジア選手権でも自己3番目の2分0秒42で銀メダルを獲得した。


通常の選考基準を満たす選手がいなければ、世界ランキングや日本選手権(7月4〜6日)の成績次第で初の世界選手権代表となる。自力内定には、日本選手権で3位以内となった上で8月24日までに参加標準記録(1分59秒00)を突破することが条件となる。

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