政界引退を表明したれいわ新選組の舩後靖彦副代表=17日午後、国会内 れいわ新選組の舩後靖彦副代表(67)は17日、国会内で記者会見し、夏の参院選に出馬せず、政界を引退すると表明した。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う舩後氏は声を出して話せないため、事前に用意した文章をパソコンの自動音声機能を使って読み上げた。
舩後氏は「(国会で)一部の強い男性しか活動できないのは健全とは思わない。だからこそ存在意義を感じ頑張ってきたが、年齢的にも体力的にもさらに6年間は難しいと考えた」と説明した。
舩後氏は2019年参院選で初当選。これを受け、国会では介助者による代理投票が認められるなどバリアフリー化が進んだ。