
陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP=日刊スポーツホールディングスほか共催)の前日会見が16日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われ、今季初戦に臨む女子やり投げの北口榛花(28=JAL)が意気込みを示した。「私は今季ここが初戦になる。まだ新しい体制で2、3カ月くらい。どのような試合になるか分からないです。でもこうして素晴らしい選手が東京世陸の後に東京に戻ってきてくれるのはうれしい。しっかり戦えればいいなと思う」と決意を示した。
24年パリオリンピック(五輪)金メダリストは、右ひじ痛の影響もあって昨年9月の世界選手権東京大会は予選敗退。今季からは男子世界記録保持者のヤン・ゼレズニー氏(チェコ)に師事している。今年1月に7年間師事した同じチェコ出身のセケラク・コーチとの契約を終了し、2月から五輪3度優勝のゼレズニー氏に指導を受けてきた。
「コーチがどういうふうに私を思っているのか、どうしたいのかを知りたくて。そこに忠実にトライして、どこで落としまいをつけるのか。それをすり合わせてきました。五輪で3回金メダルをとっている選手なので昔話も面白くて。私が去年の東京世陸であまり良い結果ではなかったことに触れながら『自分もたくさん失敗した』と言ってくださった。失敗してもそれが終わりではない。さらに良くなるためにどう戻るのか、どう頑張るべきかを言ってくれます。まだ言ってくれていないこともたくさんあると思うので、いろいろなことを吸収したいです」
連覇がかかる28年ロサンゼルス五輪まで2年。今年は9月に名古屋でアジア大会も開かれる。さらなる高みを目指すべく、新コーチのもとで変化を追い求めてきた。
「投てきをSNSに公表しなかったのは理由がある。分かりやすく変わっている部分がたくさんあるので、間違い探し的な感じで楽しんでもらえれば。自分が信じなきゃ、誰も信じてくれない。まずはこれが初めての試合になるので、今まで取り組んできた変化を信じて投げてみたいです」と明るく誓った。【藤塚大輔】
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