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2015年4月から、新たに「子ども・子育て支援新制度」が実施されようとしていますが、保育所に子どもを通わせている人達でも中身についてあまりよく知らないのが現状。これからの保活にも関わる大切な制度ですので、ぜひ知っておきましょう!
■ 子ども・子育て支援制度って?
子ども・子育て支援制度とは、平成24年8月に成立したものです。
目的は、
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となっており、一人ひとりの子どもが健やかに成長できる社会を目指しています。
■ 具体的な内容は?
・質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供について:
認定こども園の普及を進める事により、幼稚園と保育園の良さを併せもった総合的な提供をできると考えているようです。一番のメリットは、保護者が働いているいないに関わらず子どもを預けられるため、皆が預けられるようになること。デメリットは園との直接契約になるため、保育料が上がってしまう可能性があることです。
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・保育の量的拡大・確保、教育・保育の質的改善について:
補助金の対象となる施設を増やして、待機児童を減らすようにするようです。メリットはやはり、待機児童が減ること。デメリットはそれぞれの施設・事業によって基準はバラバラに設定されてしまうことです。
・地域の子ども・子育て支援の充実について:
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子育ての相談や一時預かりの場を増やすなど、地域のニーズに応じた多様な子育て支援をより一層充実させるようです。学童の事も含まれており、学童施設の増加についても入っています。
■ 気になる財源は?
財源は消費税率の引き上げによる増収分のうち、7,000億円程度の財源を確保して財源を確保するようです。そして、更にその他の財源も含め合計で1兆円を超える財源確保を目指すようです。
財源を確保しても保育料に関して値上げの心配があります。理由としては、子ども子育て支援新制度導入を機に、これまで各自治体が支出していた保育料軽減のための補助が減ってしまったり、保育料以外の上乗せ徴収が自由化されたりする恐れがあるからです。
子ども子育て支援制度の内容を一人でも多くの方が知り、気づいたら決議されているようなことがないようにしたいですね。この記事をきっかけに、関心を持ってもらえればと思っています。
[執筆:三木育美(保育情報アドバイザー) ]
【参考】
※ 内閣府「子ども・子育て支援新制度について」
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