日本は準々決勝でイラクに敗れた [写真]=Getty ImagesAFC U−22選手権の準々決勝が20日に行われ、イラクと日本が対戦した。
グループCを2位で突破した日本は、GK櫛引政敏(清水エスパルス)やDF西野貴治(ガンバ大阪)、FW中島翔哉(東京ヴェルディ)らが先発出場。ベスト4進出を目指して準々決勝に臨んだ。
日本は前半から守勢に回る展開に。10分には、イラクのミドルシュートをGK櫛引が手で弾くと、ボールは左ポストを直撃。あわや失点という場面を作られる。日本はなかなかチャンスを作り出すことができず、前半終了間際に鈴木武蔵(アルビレックス新潟)がシュートを放ったが枠を外れた。前半はスコアレスで終了した。
後半、日本は55分に喜田拓也(横浜F・マリノス)に代えて金森健志(アビスパ福岡)を、67分には矢島慎也(浦和レッズ)に代えて荒野拓馬(コンサドーレ札幌)を投入。交代策で打開を図るが、均衡を破ることはできず。0−0で迎えた86分、イラクのアムジャド・カラフにペナルティーエリア内へ進入されると、飛び出したGK櫛引もかわされ、右足シュートを決められた。
試合は0−1で終了。日本は最後までゴールを奪うことができず、イラクに完封負けを喫して準々決勝敗退が決まった。