【レポート】100均の材料で作った「猫用コタツ」を猫に使ってもらった

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2014年11月25日 12:52  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

冬と言えばコタツ。コタツと言えば猫。歌にもある通り、「猫はコタツで丸くなる」ものである。しかし、人間用のコタツはあるものの、猫用のコタツは(販売はされているが)中々数も少ないものである。ということで、今回猫用のコタツを手作りしてみた。


去年も、100円ショップの材料を使って猫用コタツを作った。それと同じコタツを使い、今回はパワーアップバージョンを作ってみたいと思う。


○土台の材料(税別)


・すのこ 100円
・木でできた台×4 400円
・コタツ布団代わりの布 1,980円
・ミニマット(天板代わりに使う) 100円


去年と異なるのは、コタツ布団だ。去年は100円のものを使用したが、今回は温かさ重視のため少しお値段が高いものを用意した。


○土台を作る


土台の作り方はいたって簡単。マスキングテープを保管するための木の台を縦に置き、その上にすのこを乗せて木工接着剤でくっつける。


○コタツ布団をかける


去年は、コタツ布団も100円ショップで購入してきたものだった。水色の布で、かわいらしい柄ではあったが少々小さいのが難点。ということで、今回はコタツ布団をゴージャスにしてみた。こちらがコタツ布団として使う布。近所のデパートで買ってきた端切れだ。


○天板代わりの100円のミニマットを乗せて完成


そして、その上に100円のミニマットを乗せて完成だ。


○実際に使ってもらった


さて、さっそくうちの猫がやってきた。使ってくれるだろうか……。緊張の一瞬だ。


……やはり、中をめくってあげないと、これが「中に入って温まるもの」であるとはわからないようだ。


○兄猫もやってきた


さて、オブジェとしてミカンを乗せようと思い1階までミカンを取りに行って戻ってくると、兄猫もやってきた。


驚くほど頭の良い兄猫だが、やはり、まだ中に入った経験がないので自分からは入ろうとはしなかった。弟猫がミカンをお手手でチョイチョイといじって遊んでしまっている。


○コタツ布団をめくって、中に誘導してみる


ということで、猫に使っていただくために、実際に人間がコタツ布団をめくって中に誘導してみることにする。


さすがは猫。狭くて暗いところが大好きだ。すんなりと中に入ってくれた。下に私が普段個人的に使っている無印良品の毛布も敷いてあるので、さぞ温かいことだろう。


○中をのぞいてみると……


ウィンクするほどくつろいでくれていた。このあと数十分、うちの子はコタツの中でぐっすりと眠ってくれた。


○2匹で入ってごらんと促すが……


スペースもそこそこあるので、このコタツには2匹入れそうだった。


ということで、静かにコタツ布団をめくって中に入るよう促してみるが……。


警戒心の強い兄猫のほうは、入ってはくれなかった。もしかしたらただ中が狭いというだけかもしれないので、じっと辛抱強く弟猫が出てくるのを待つことにする。


○外に出てきた!!


待つこと一時間。布団がモコっと動いた。


やっと弟猫が出てきてくれた。ベランダにやってきたスズメの鳴き声に反応したらしく、二人でしばらく外を眺めていた。


○違う、そうじゃない


無事に中も空いたことなので、今度は兄猫にコタツを楽しんでもらおうと思った矢先……。


早速使い方を間違えていらっしゃった。


思い切って猫に「あの……使い方間違えてますよ」と伝えてみると……。


ウィンクして「まぁ良いではないか」という顔をされた。まぁ確かに猫様が喜んでくれればどんな使い方でもかまいはしないが……。


とってもご満悦の様子だった。


○兄猫がいなくなったので家中を捜索


撮影が終わり休憩していたところ、あることに気づいた。さっきまでコタツの上に乗っていた兄猫がいない!! 家中のどこを探しても猫の姿は無く、ヒヤっとしたが……。


玄関も開いておらず窓も閉まった状態でいなくなるわけがない。ということで、まだ探していない最後の場所に行ってみると……。


いた。うちの猫だ。先ほど弟猫が中に入る様子を見て、使い方を学習したらしい。いつのまにか自力で中に入っていた。


かわいらしいお尻がチラリと見える。この後兄猫もコタツの中でグッスリと眠ってくれた。


○外に出てきた!


さて、猫用コタツの醍醐味は、猫が外に出てくる瞬間にもあるもの。じっとそばで待機していると……。


猫が出てきた!! 布団に耳が押されて、ネコミミがペコンと後ろにそっているところが非常に可愛らしいのだ。


無事に外に出てきた兄猫。ふんわりとした猫用コタツを、しっかりと堪能してくれたようだった。100円の材料がほとんどではあるが、作ってよかったなぁと心から思った。下僕冥利につきる。


外に出てきた兄猫。どこへ行くのだろうと見ていたら、一直線に私のひざの上に乗って抱っこをせがんだ。しばらくコタツの中で一人の時間を過ごした分、外に出たら誰かに甘えたくなったらしい。


ガーゴンガーゴンと大きな音を出して喉を鳴らすうちの猫。今日も世界一可愛かった。


<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。


(うだま)



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