東京都は2014年12月25日、「平成26年 中小企業の賃金・退職金事情」の調査結果を発表した。都内の従業員数10〜299人の中小企業830社から回答を得た。「退職金制度がある」と回答した企業は655社で、全体の78.9%だった。
大卒後すぐに入社し、標準的に勤務した場合のモデル退職金は、勤続10年(32歳)で自己都合退職が124.2万円/会社都合退職が168.1万円。15年(37歳)で242.5万/312.5万円、20年(42歳)で415.4万円/508.9万円だった。
25年(47歳)では638.2万円/742.4万円、30年(52歳)では899.9万円/1020.1万円。定年退職の場合は会社都合のみで1383.9万円という数字となった。2年前の前回調査と比べて各年代で2.0〜13.7%増えており、特に勤続30年で会社都合退職となった場合、123万円も増額されている。
定年退職金を企業の従業員規模別にみると、10〜49人の企業で1281.7万円、50〜99人の企業で1497万円、100〜299人の企業で1718.6万円となった。
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