本田圭佑、母校・星稜の選手権制覇に喜び…事故で離脱の恩師にも「先生の悲願だった」

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2015年01月12日 21:21  サッカーキング

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パレスチナ戦で1得点を挙げた本田 [写真]=Getty Images
AFCアジアカップ オーストラリア2015のグループリーグ第1戦が12日に行われ、グループDでは日本代表とパレスチナ代表が対戦。前半に遠藤保仁、岡崎慎司、本田圭佑の得点でリードした日本が、後半の開始早々にも吉田麻也が加点し、4−0で快勝した。

 試合後、同試合の3点目となるPKを決めた本田は、取材陣からの質問に回答。パレスチナ戦前に本田の母校である星稜高校が第93回全国高校サッカー選手権大会の決勝で勝利し、同校初の選手権制覇を果たした。

 本田は試合内容について質問に答えた後、母校優勝の話を聞かれると、「それを聞いてくださいよ。どちらかというとそこでしょう。今日、俺の試合よりもそっちじゃないかと思うんですけどね」と回答すると、「3年連続ですか、ベスト4。僕らの時はベスト4に行くのがすごい難しかった時代やったんですけど、今は3年連続でいってしまうような高校に成長して」と母校の躍進に目を細める。

 星稜は大会前に河崎護監督が交通事故に遭い、チームから離脱する事態に見舞われたが、見事に優勝。本田も指導を受けた恩師の離脱だったが、「優勝は先生の悲願で。事故は不幸なことでしたけど、何よりも明るいニュースで、先生に『おめでとう』と一言言いたいですね。回復に向かっているということは聞いていますから、1日でも早くまた元気な姿を生徒の前で。また落ち着いて、先生の方から連絡してくるくらい元気になればいいなと思っています」と、河崎監督の容体を案じた。

 優勝した後輩たちに向けては「生徒たちには同じようにおめでとうと言いたいです。ここから、大半の生徒は卒業して、プロないしは大学生になると思うんですけど、今の経験っていうのを活かして、またプロになれない子は大学の4年間を経てプロになれるように頑張ってほしいと思います」と、エールを送っている。



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  • 本田の時(2004年度)ですらベスト4だったが、その10年後に後輩たちがやってくれた!さあ、本田もアジアカップでさらなる健闘を祈るぞ。
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