『とくダネ!』子連れ出勤特集に取材協力者が苦言「放映するなら、きちんとこちらの意図を伝えて欲しい」

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2015年06月19日 13:01  おたくま経済新聞

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『とくダネ!』子連れ出勤特集に取材協力者が苦言「放映するなら、きちんとこちらの意図を伝えて欲しい」

6月18日、フジテレビ『とくダネ!』で放送された「子連れ出勤」の特集について、取材に協力した不動産サイト『R-STORE』の浅井佳社長が、ブログを通じ放送内容について苦言を呈している。


【元の記事はこちら】


■拝啓 小倉様(子連れ出勤の件)


「拝啓 小倉様(子連れ出勤の件)」と題された投稿によると、同社は約10日ほどまえ、今回の特集について「ほぼ1日」使い撮影に協力したという。


同社では以前から、「子連れ出勤」というネーミングこそしていなかったものの、不動産業という仕事上、土日出勤が多いとあり、土日子供の預け先がみつからなかった社員が、子連れで出勤してくることはこれまでにもあったそうだ。さらに社員のBBQや社員旅行に子供が同行することも当たり前の社風で、「煙たがるどころか」それが自然とする社内空気だという。


その上で「Sow Experience」さんという方が奨励する「子連れ出勤」について知り、Sowさんが行っている見学会にも参加し「想像以上によい取り組みだと感じたので、弊社でもぜひやってみよう」と賛同したところで、フジテレビ側から取材依頼があり、今回の放送に繋がったとのこと。


■放映を見てなんかすごい残念な会社みたいに扱われちゃってて(笑)


それがいざ放送を観てみると、仕事をする横で子供がレゴブロックで遊ぶ音がさもうるさいような演出がほどこされていたり、男性社員が外出する際のコメントを拾い、子供がいるから外に行くというような雰囲気に仕立てられていたり、「色んなシーンで喋った言葉がつなぎ合わされてあんなコメントに仕立てあげられていて、かなり驚きました。」と編集内容に驚きを隠せないでいる。


なお、先の男性社員はテレビ上では「子供がいると迷惑そうな人」になってしまっているが、実はシッター経験のある人物で「相当のこども好き。」なのだそう。


■放映するなら、きちんとこちらの意図を伝えて欲しいですね


浅井氏の元には今回の放送を受け多くの反響がよせられたという。そこで「ちゃんと説明させていただきたい」という思いで、今回ブログという形で意思を表明したそうだ。


なお、ブログの最後の方で浅井氏は「テレビの編集の怖さというか、番組のストーリーのために作為的に作り上げられるということが本当にあるんだなあ、と。身を持って感じました。」と今回の体験について述べ「最後に、表明しておきますが、「子連れ出勤」R-STOREは今後も取り組んでいくつもりですので、誤解なきよう!」という言葉で結び、改めて今回の取り組みを続けてい行く意思を示している。



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  • 「番組のストーリーのために作為的に作り上げられるということが本当にある」 当事者にならないと実感がないでしょうが、フジテレビととくダネだけの問題ではありません。
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