事故死した“友達”のそばでじっと佇む犬(米)

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2015年11月11日 10:12  Techinsight Japan

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死んだ犬を守るかのように動かないグレート・ピレニーズ(画像はmetro.co.ukのスクリーンショット)
米テキサス州ダラスで、命が尽きてしまった犬のそばに座り動かないグレート・ピレニーズ犬の姿をとらえた写真が“なんとも切ない”と、地元ニュースサイト『NBC5』が報じている。

テキサス州ダラス・フォートワース国立墓地の向かいの道で8日朝、大型犬の一種であるグレート・ピレニーズが死んでしまった犬のそばを離れないでいた。こちらの画像はたまたま通りかかったサミュエル・フロアーズさんが捉え、英メディア『metro.co.uk』が紹介したものである。写真はすぐさまダラス動物愛護団体ボランティアのジュリー・フェンネルさんのFacebookにアップされ、同団体と共有された。

写真を見て、いてもたってもいられなかったというフェンネルさんは「死んでしまった犬はメスで、車にはねられたようです。血だまりができていましたから。その犬をオスのグレート・ピレニーズが草地に引きずってきたようなんです。グレート・ピレニーズが悲しげに、友達を見守るかのようにただじっと座っていました。まるで銅像か何かのようだったわ」とその時の様子を語っている。

鎖がなく、マイクロチップも埋められていないため、飼い主が特定できないグレート・ピレニーズだが、今はダラス動物センターにて保護されているという。とても大人しい犬で可愛がられていたようだが、事故死した犬とどんな関係だったのかは分かっていない。「同じ家で育てられていたのか、捨て犬同士の絆があったのか…。でも死んだ犬をひとりきりにしておけない何かがあったんでしょう」とフェンネルさんは人懐こいグレート・ピレニーズをぎゅっと抱きしめる。なお、飼い主が見つからない場合は「SPIN RESCUE」というグレート・ピレニーズ専門の保護施設に引き取られる予定とのことだ。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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