柿本ケンサクの個展、言葉では表現できないものを「切り撮る」

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2016年01月04日 12:50  CINRA.NET

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柿本ケンサク作品 ©Kensaku Kakimoto
柿本ケンサクの個展『柿本ケンサク「TRANSLATOR」展』が、1月16日から東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催される。

柿本ケンサクは、Mr.children、大橋トリオらのPVやTOYOTA、コカ・コーラをはじめとする数々のテレビCMを手掛ける映像作家。2005年に『COLORS』で劇場映画初監督を務め、2012年には東北で花火を打ち上げるプロジェクトを追ったドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON 〜日本を照らした、奇跡の花火〜』を発表したほか、写真家としても活動している。

同展では、現在までの10年間に撮影された数万点の写真の中から選ばれた写真作品を中心に、未公開の映像作品などが展示される。柿本は自身の作品について、「自分は地球の血液のような感覚でいる。言葉では表現できない空気、体温、感情を切り撮ることを大切にしたい」と語っている。

なお関連イベントとして1月9日に柿本と菊竹寛(タカイシイギャラリー)、1月22日には柿本と飯沢耕太郎によるトークイベントを開催。そのほかのゲストを迎えたイベントも予定されている。詳細はオフィシャルサイトの続報を待とう。
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