「フィクションとしての考古学」に基づく作品群、D・アーシャム個展

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2016年03月07日 13:00  CINRA.NET

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ダニエル・アーシャム作品 ©Daniel Arsham Courtesy of NANZUKA
ダニエル・アーシャムの個展『My First Show in Japan, Year 2044』が、3月12日から東京・渋谷のNANZUKAで開催される。

ダニエル・アーシャムは、ニューヨークを拠点に活動する1980年生まれのアメリカ人アーティスト。「Fictional Archeology」というコンセプトに基づいた立体作品やペインティング、インスタレーション、パフォーマンスといった多様な作品を、国内外で発表している。また近年は、『Future Relic』という短編映画のシリーズなど、映像作品の制作にも精力的に取り組んでいる。

同展では、「人類の残像」を表した立体作品や、カメラ、ラジカセ、パイロットヘルメットを素材に、未来を考古学的な視点で捉えた立体作品などを紹介。さらに色覚異常を持つアーシャムが、色覚矯正眼鏡を使用して初めて色彩を使って月を描いたという新作のペインティングシリーズも発表する。

また、3月12日にはアーシャムも交えたオープニングレセプションを開催。昨年刊行された作品集『FICTIONAL ARCHEOLOGY』の販売が行なわれる。また今回の個展のために、POGGYTHEMANとのコラボレーションTシャツがUNITED ARROWS & SONSから発売される予定だ。
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