米カリフォルニア州インディオで開催中の野外音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)、略して「コーチェラ」。米時間14日にはビヨンセが登場し、その卓越したパフォーマンスと「デスティニーズ・チャイルド」の再結成で大きな話題を振りまいた。
ステージは「コーチェラ、準備はいい?」との掛け声とともに、大ヒット曲『Crazy in Love』の熱唱で幕が開けた。およそ2時間に及んだビヨンセのパフォーマンスは、まさに“サプライズ”の連続。『Déjà Vu』では夫のJay-Zとコラボし、『Get Me Bodied』では妹ソランジュとのダンスを披露。そして極めつけは、ケリー・ローランド&ミシェル・ウィリアムズとの「デスティニーズ・チャイルド」の再結成だった。数か月にわたり同フェスで再結成の噂が流れていたが、ついにこの日それが実現したのだ。3人は『Say My Name』、『Soldier』、『Lose My Breath』を熱唱、次から次へと飛び出す“サプライズは会場を埋め尽くした12万5000人の観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
今夏より、Jay-Zとのジョイントツアー「オン・ザ・ラン・ツアー(On The Run Tour)」の第2弾「OTR II」がスタートするビヨンセ&Jay-Z。浮気報道を乗り越え、一段と結束力を増したR&B・ヒップホップのスーパースター夫妻が繰り広げるこちらのステージにも、大きな期待が寄せられている。