「些細なことも自殺をするほど人を追い詰める」 キャストが『13の理由』を語る特別映像

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2018年04月19日 20:22  リアルサウンド

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 本作は、自殺した高校生ハンナが遺したカセットテープを巡るソーシャルチェーン・ミステリー。物語は主人公クレイ(ディラン・ミネット)の元に、2週間前に命を絶ったハンナ(キャサリン・ラングフォード)が録音したカセットテープが届くところから始まり、彼女が自殺に至った“13の理由”が録音されたテープとともにクレイとハンナの2人の視点を通して衝撃の秘密と真実が明かされていく。


 今回公開された特別映像には、かつてハンナと仲が良かったアレックスを演じたマイルズ・ハイザーとジェシカを演じたアリーシャ・ボーが本作について語っている姿が映し出されている。ハイザーは、劇中のハンナだけでなく、本作で扱っている題材は、私たちの身の周りでも起きうる出来事であると語り、「自分にとっては何でもないことが気になる人もいる。些細なことも積み重なると自殺をするほど人を追い詰める」とコメント。一方ボーは、「話づらいテーマだけど、このドラマでは正面から向き合ってる。ごまかさず真剣にね」と目を逸らしがちな出来事を本作ではリアルに描かれていると明かす。


 また、脚本を担当したブライアン・ヨーキーは映像内で、「見るに堪えないシーンにもある。それは明確なメッセージを伝えたかったからだ」と目をふさぎたくなるシーンこそが現実であると述懐。続けて「私が脚本家として描いた中で最も憎むべき役柄であるブライスを演じたジャスティン・プレンティスは、私が知る最も優しい若者の一人であり、彼が最初の本読みの日に、残虐なシーンを的確かつ見事に演じたあと、突然泣き出した時のことを忘れません」とキャストもまた、リアルに描くためにしっかりと向き合っていたと言っている。(リアルサウンド編集部)


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