カーダシアン&ジェンナー姉妹の末っ子カイリー・ジェンナーが、このほど豪誌『VOGUE』の表紙を飾った。同誌にて実現した姉ケンダル・ジェンナーとの対談では、母になった喜びや自身に芽生えた心境の変化などについて語っている。
全米中のティーンが憧れる
カイリー・ジェンナーは、10日に誕生日を迎え21歳になったばかりである。18歳で立ち上げた自身のコスメブランド『Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)』が大成功を遂げ、現在は全米最年少で“セルフメイド・ビリオネア(自力で10億ドル以上の資産を築いた人)”への道をまっしぐらだ。
プライベートでは今年2月に恋人トラヴィス・ スコットとの間に第1子となる愛娘ストーミーちゃんを出産し、ママ業もすっかり板についてきたところだろう。
そんなカイリーが、このほど豪誌『VOGUE』9月号の表紙を飾った。実姉でモデルのケンダル・ジェンナーとの対談形式で行われたインタビューでは、母になった喜びやそれに伴う心境の変化などについて、このように語っている。
「ママになって、人生の見方が変わったと思う。昔はその日その日を生きるって感じだったけど、今はもっと未来を見据えた生き方になったわ。ストーミーを産んでから自分のことをもっと愛せるようになったし、よりポジティブな人間になれた気がするの。」
これにケンダルは「子供を産んでから、私に対しても前よりずっと優しくなったわ」と同調し「娘を持って変わったことは?」と妹に質問すると、カイリーはこう答えた。
「自分自身をもっと好きになったし、全てを受け入れることができたわ。この耳も以前は突き出てて嫌いだったけど、ストーミーも同じ形をしているの。だから今では自分の耳さえも愛おしく感じるわ。」
「(母になって)ものの見方が変わったんだと思う。自分自身をより深く愛すること、ストーミーにもそれを伝えていきたいと思っているわ。」
さらにケンダルが「これは私自身がとても知りたいと思っていることなんだけど…」と切りだして「あなたが人生に求めるもの、それもお金じゃ買えないものと言ったら何?」と尋ねたところ、カイリーはこのように明かしている。
「ドリームカーのフェラーリを買ったけど、興奮や幸福感はそう長くは続かなかった。私には夢のような家と欲しかった車の両方があるわ。でもね、私を幸せにしてくれるのはこういうものじゃないんだって気がついたの。物理的な豊かさを追い求めることばかりに固執する人もいるけど、それが全てじゃない。自分の置かれた状況に感謝しつつ、それを心地良く受け入れる、そして家族や友人と過ごす時間に幸せを見出したいわ。」
誰もが羨むような生活を、わずか21歳で手に入れたカイリー。Instagramに並ぶ華やかな写真の数々の裏には、出産を経て一回り成長した姿があったようだ。
画像は『Kylie 2018年8月17日付Instagram「VOGUE was once just a wild dream!」「@vogueaustralia」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)