ベン・アフレックの新作映画『The Way Back(原題)』が全米で公開されたが、同映画はベンのリハビリ施設入所により制作が中止になりかけたことがあったという。それでも「なんとかベンに主演を続投させてほしい」と監督に懇願したのは、当時別居中だった妻ジェニファー・ガーナーだった。
米時間6日に公開されたベン・アフレック主演の新作映画『The Way Back(原題)』は、アルコール依存症によってキャリアや家族を失った元バスケットボール選手がコーチを務めながら自らも更生していくというストーリーだ。自身も依存症に苦しみ、これまでリハビリ施設の入退所を3度繰り返してきたベンだけに、実生活と重なる今回の役どころが大きな注目を集めている。
監督を務めたギャヴィン・オコナー氏とベンは、2016年米公開の『ザ・コンサルタント(原題:The Accountant)』でもタッグを組み互いに気心の知れた仲で、今回の『The Way Back』はベン本人から「スクリプトを読んだ。この役をぜひ演じてみたい」とラブコールがあったそうだ。オコナー氏はベンを主役に起用するに至るまでの経緯を『34th Street Magazine』のインタビューで次のように語っている。