新型ウイルスなだけに不可解な部分が多いコロナに関して、誤った考え方や根拠のない情報も浮上している。ウィル・スミスはこの錯乱した状況に責任を感じていると冗談交じりに発言。SF映画『I Am Legend(アイ・アム・レジェンド)』(2007年公開)の主演を務めたウィルは、この映画の世界観が流行性コロナウイルスに通じるものがあるという。
「俺は2008年(実際には2007年)に『I Am Legend』の主演を務めたからこそ、コロナウイルスにまつわる誤った情報に関してなんとかしなきゃいけないと責任を感じているんだ(笑)」
この映画の内容と、パンデミック化した新型コロナウイルスの状況が似ていると感じたウィルは「『I Am Legend』の制作中、自分の役柄はウイルス学者だったから、役作りの一環として“米国疾病予防管理センター(CDC)”に行く機会があったんだ。そこでウイルスやウイルス病原体の基礎的な知識を学び理解を深めたことで、僕の人生や世界観が変わったんだ。人々が理解してない根本的な基本的概念がそこにはある」と語った。