デザイナーの高田賢三氏が、新型コロナウイルスに伴う合併症により、パリの現地時間10月4日午後に逝去した。享年81。
高田氏は、9月中旬に新型コロナウイルスに感染し、パリ市内の病院で闘病生活を送っていた。一時は持ち直したものの、10月に入ってから危篤状態に陥り、懸命な治療も及ばず帰らぬ人となったという。
高田氏は1970年にパリでファッションショーを開き、最初に成功を収めた日本人デザイナーとして知られる。「ケンゾー(KENZO)」ブランドの創始者でモード界に影響を与え続け、1999年にブランドを去った後もパリを拠点に精力的に活動していた。今年1月には、自身がデザインするホーム&ライフスタイルの新ブランド「ケースリー(K三)」を立ち上げたばかりだった。
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