巨人が連敗ストップ3位浮上「5割十分、逆に怖い」解説陣は復調気配の坂本に太鼓判

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2021年04月12日 07:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人の坂本勇人(C)Kyodo News
◆「良いときの坂本が戻ってきた」

 巨人が今季最多の12安打を放ち9得点で快勝。投げては先発の今村信貴が広島打線を相手に142球の熱投で7安打無失点に抑え、自身3シーズンぶりとなる完封勝利をマークした。

 打線は初回、主砲・岡本和真に待望の今季1号2ランが飛び出し先制すると、3回は5番・大城卓三、4回は1番・松原聖弥に適時打が飛び出すなど、相手先発の野村祐輔を4回途中8安打5失点でノックアウト。「8番・二塁」で先発起用された増田大輝もプロ初本塁打を放つなど、活発な打線が今村を援護した。

 12試合連続3得点以下の球団ワースト記録の更新をストップした打線について、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した岩本勉氏は「やっぱり坂本」と、4打数3安打1四球の活躍を見せた2番・坂本勇人について言及。「攻撃型、ビッグベースボール型の2番といってもいい。通算165度目の猛打賞でセ・リーグ歴代単独5位。この大活躍が打線のつながりを良くしたと思う」と、この試合4出塁2得点をマークした坂本の活躍を評価した。

 電話出演した谷沢健一氏も「今日の動きを見ると、やはり普段の坂本選手に戻ってきてるよね。膝がアウトコースへついていってる。良いときの坂本がやっと戻ってきましたよ」と、右方向への3安打で打率3割に乗せた背番号6の状態を分析した。

 解説者の笘篠賢治氏は「(新型コロナ関係の)離脱者がいますから、彼らが戻ってくるまでは坂本と岡本が頑張らないといけない」と話しつつ、開幕5カードを終えて勝率5割の3位につける巨人の戦いぶりについては「徐々に徐々に上がっていって良いんです。ダントツで(下位に)残されてるんだったら別ですけど、調子が悪いといいながら5割近辺ですから。十分な戦い方。どこで爆発するかが逆に怖い」と話していた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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