ヴィッセル神戸は7日、元日本代表FW武藤嘉紀の完全移籍での獲得をクラブ公式サイトで発表した。2015年5月のドイツ移籍以来、6年ぶりの日本復帰となった。
クラブ公式サイトでは、以下のように武藤のコメントが掲載されている。
「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました武藤嘉紀です。チームの皆様から 大きな熱意を持ってお誘いいただき、また自分自身もチームのヴィジョンに強く共感したため、今回の移籍を決断致しました。 1日も早くチームに溶け込み、神戸のサポーターの皆様には自分ができる最高のプレーをご覧いただき、一緒に勝利を分かち合いたいと思っております。また、今までサッカーを通して知り合えたチームメイトやスタッフ、今回の移籍にお力添えいただきました方々、そしてこれまで支えてくださった全ての皆様への感謝を忘れずに精進してまいります」
現在29歳の武藤は、2015年5月にFC東京からドイツ1部のマインツに移籍。2018年7月にはニューカッスルに移籍し、プレミアリーグに挑戦。だが、定位置をつかむことはできず、2020年9月にエイバルへと1年間の期限付き移籍。活躍の場をスペインに移した。2020−21シーズン終了後、所属元のニューカッスルへと戻ったが、今月3日には双方合意のうえでニューカッスルとの契約を解消した。
欧州5大リーグに数得られるリーグを有するドイツ、イングランド、スペインでプレーを続けてきた武藤。マインツでは公式戦72試合に出場し、23ゴール11アシスト。ニューカッスルでは28試合2ゴール。エイバルでは28試合に出場し、3ゴール2アシストをマークしている。