上位陣に相次ぐトラブル。終盤の名バトルを制しSUBARU BRZ R&D SPORTが今季初優勝【第4戦GT300決勝レポート】

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2022年08月07日 18:50  AUTOSPORT web

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写真GAINER TANAX GT-Rの安田裕信と終盤トップ争いを繰り広げたSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝
GAINER TANAX GT-Rの安田裕信と終盤トップ争いを繰り広げたSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝
 8月7日、スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』の決勝レースが静岡県の富士スピードウェイで行われ、上位陣に相次いでトラブルが発生する展開のなか、予選2番手スタートのSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が終盤の激しいバトルを制し、逆転で今季初優勝を飾った。2位はGAINER TANAX GT-R、3位はUPGARAGE NSX GT3となった。

 前日の予選に続き、曇り空のもと迎えた8月7日の決勝日。20分間のウォームアップはドライだったが、その直後富士スピードウェイは雨が舞い、14時からの決勝は路面の一部がわずかにウエットに転じた。しかしスタートを前に一気に路面は乾いていき、気温26度、路面温度31度というコンディションのもとスタートが切られた。今回はひさびさに復活となった静岡県警のパレードラップ1周に加え、2周のフォーメーションラップが行われた。

 GT300は、スタート直後から蒲生尚弥がスタートドライバーを務めたLEON PYRAMID AMGがリード。一方、山内英輝のSUBARU BRZ R&D SPORTと片岡龍也のグッドスマイル 初音ミク AMGが激しい2番手争いを展開し、7周目のパナソニックコーナーで片岡がこれをオーバーテイク。2番手に浮上する。一方後方集団では、埼玉トヨペットGB GR Supra GTやマッハ車検 エアバスター MC86マッハ号といったマシンが1周を終えピットイン。給油義務をこなす作戦を採っていく。さらに上位陣でも、ARTA NSX GT3などが早めにピットイン、給油のみをこなした。

 そんな後方集団を後目に、蒲生のLEON PYRAMID AMGは序盤から少しずつリードを広げていったが、18周目にピットイン。その際、大きな白煙が右フロントから上がってしまう。右フロントのハブ周辺にトラブルを抱えていたようでガレージへ。ポールポジションスタートのLEON PYRAMID AMGには痛いトラブルとなってしまった。

 上位陣は25周を終えたところで2番手のSUBARU BRZ R&D SPORTがピットへ。翌周には首位のグッドスマイル 初音ミク AMGもピットインし、片岡から谷口に交代するが、3番手につけていたTANAX GAINER GT-Rは38周までピットインを引っ張っていく。しかし、大草りきから富田竜一郎に交代した後エンジンが始動せずガレージイン。さらに、早めのピットインで順位を上げていたARTA NSX GT3も43周目にスローダウンを喫するなど、上位を走っていたマシンに相次いでトラブルがおきていった。

 2回のピットストップが義務づけられるなか、トップを走るグッドスマイル 初音ミク AMGは61周を終えピットイン。谷口から片岡に再び交代した。一方その背後につけたのは、2回目のピットストップが早かったGAINER TANAX GT-R。翌周にピットインしたSUBARU BRZ R&D SPORTを先行し2番手に上がる。一方、その後方には河野駿佑が序盤ダブルスティントをこなしてきたSYNTIUM LMcorsa GR Supra GTが浮上。また、再コースインしたARTA NSX GT3がストップした際に導入されたフルコースイエロー時にピット作業を行っていたBamboo Airways Lamborghini GT3が5番手に上がった。

 終盤、トップのグッドスマイル 初音ミク AMGは片岡が安定したペースを保ち、GOODSMILE RACING & Team UKYOにとって2017年第1戦岡山以来となる優勝を目指していった。しかし77周目、まさかのトラブルが起きる。左フロントタイヤがバーストし、まさかのスローダウン。ピットには戻りタイヤを替えたものの、ラップダウンとなってしまった。

 上位陣に相次いだトラブルにより、これでトップには安田裕信駆るGAINER TANAX GT-Rが浮上したが、すぐ背後には山内英輝がドライブするSUBARU BRZ R&D SPORTが続き、終盤2台はテール・トゥ・ノーズのバトルとなっていく。ただストレートが速いGAINER TANAX GT-Rに対し、SUBARU BRZ R&D SPORTは決め手を欠き、毎周のようにポジションを入れ換えるバトルが続いていった。

 しかし86周目、GRスープラコーナーで先行した山内は、ついにGAINER TANAX GT-R攻略に成功。SUBARU BRZ R&D SPORTが大逆転で今季初優勝を飾り、山内は自らのスーパーGT参戦100戦を飾ってみせた。2位はGAINER TANAX GT-Rで、敗れたものの今季初表彰台を獲得した。3位には5番手からスタートしピットストップを遅らせ、終盤に向けポジションを上げたUPGARAGE NSX GT3が食い込み、今季2回目の表彰台を獲得した。

 4位はSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT、5位はK-tunes RC F GT3という結果に。ランキング首位のリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが6位に食い込みポイントを加算。7位はArnage MC86が入り、チームにとってひさびさのポイント獲得を果たした。Bamboo Airways Lamborghini GT3は8位でフィニッシュした。

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  • 近い将来、こういう催しモノもEV一色に??? なる予感が全くしないけど、直接関係してるヒトは実際どう思ってるわけ???
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