リヴァプール、ドルトムントMFベリンガムの争奪戦をリード? クロップ監督も称賛隠さぬ19歳

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2022年09月16日 11:10  サッカーキング

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ベリンガム争奪戦の行方は? [写真]=Getty Images
リヴァプールが、ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの争奪戦をリードしているようだ。15日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。

 同紙によると、リヴァプールは中盤の強化を目論んでおり、今夏の移籍市場でもベリンガム獲得を狙っていたとのこと。しかしながら、この夏では非売品とされ獲得実現はならず、結局はユヴェントスからブラジル代表MFアルトゥールの買い取りオプション付きローン移籍で手を打つ格好となっていた。クロップ監督も、ベリンガムの才能を称賛しており、「唯一の問題は、この夏に市場へと出回らなかったことだ」と主張するほど。改めて、来夏の獲得に向けて準備を進めていると伝えられている。

 また、リヴァプール以外にもマンチェスター・シティなどベリンガムに興味を示すクラブは数多く存在。狙うクラブは現在、ベリンガムが2021年にサインした現行契約にはバイアウト(契約解除金のこと/満額を支払えば、所属元クラブの意向に関係なくクラブ間合意となる)が含まれているのか、或いはドルトムントの評価額を満たすオファーを提示する必要があるのか(2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したイングランド代表FWジェイドン・サンチョはこの例にあたる)を調査しているとも、『テレグラフ』は併せて報じている。

 ちなみにベリンガムは14日開催のマンチェスター・C戦前に、将来について尋ねられていたものの、以下のように答え、ドルトムントでのキャリアに集中していることを強調していた。

「クラブは自分のために多くのことをしてくれた。来た初日から、とても歓迎されていると感じさせてくれたし、自分がさらに成長する機会を与えてくれた。それを過ぎて、未来に目を向けることは無礼だ」

 現在19歳のベリンガムは、バーミンガムの下部組織出身。2020年にドルトムントへと移籍し、ブンデスリーガの舞台へ。なお、この移籍の際、バーミンガムはベリンガムに敬意を表し、同選手が背負っていた「22」番を永久欠番とした。今季も開幕から6試合に出場している。

 10代にして世界の注目を集めているベリンガム。母国イングランドの地に帰還する可能性は果たして。

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