いわき、甲府戦でのサポーターによる不適切な言動を謝罪「大変申し訳ございません」

　いわきFCは3日、ヴァンフォーレ甲府戦でのサポーターによる不適切な言動についての声明を発表した。

　いわきは同日にアウェイで開催された明治安田生命J2リーグ第13節で甲府と対戦し、0−1で敗れた。問題となっているのは0−1で迎えた72分、空中での競り合いからいわきDF速水修平と甲府DF三浦颯太が頭同士で激突。この影響で三浦がピッチ上で治療を受けていると、一部のいわきサポーターから不適切な言動があり、甲府の選手と言い争いになる事態となっていた。

　この問題を受け、いわきはクラブ公式サイトを通じ、大倉智代表取締役の名義で声明を発表し、サポーターによる不適切な言動を謝罪した。

「本日行われた2023明治安田生命J2リーグ第13節ヴァンフォーレ甲府戦で、ヴァンフォーレ甲府の三浦選手の救護が行われている場面において、一部のいわきFCサポーターによる不適切な言動が原因でヴァンフォーレ甲府の選手との言い争いを引き起こす事象がございました」

「緊迫した救命処置が行われている状況にも関わらず不適切な言動があったこと、クラブを代表して、ヴァンフォーレ甲府の選手ならびに関わる全ての皆様、試合をご覧になっていたすべての皆様へお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。三浦選手の無事と早期回復を心から願っております」

「なお、本件に関して、SNS等で個人を特定するような画像が散見されておりますが、それらは事実として認められているものではございませんので、憶測で個人を特定したり特定の個人を誹謗中傷するような発信はどうかお控えいただきますようお願いいたします」