ミラン、FWプリシッチに関心も…チェルシーの要求額とは隔たり?

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2023年06月28日 15:04  サッカーキング

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去就に注目が集まっているプリシッチ [写真]=Getty Images
 ミランが、チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチに関心を示しているようだ。27日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在24歳のプリシッチは2019年冬に5800万ポンド(約106億円)でドルトムントからチェルシーに加入し、約半年間のレンタル移籍を経て2019−20シーズン開幕から同クラブの一員としてプレーしている。背番号「10」を着用し、ここまで公式戦通算145試合の出場で26ゴール21アシストを記録。しかし、2022−23シーズンはケガの影響で公式戦30試合の出場したものの、途中出場も多く1ゴール2アシストを記録するにとどまった。

 現行契約が2024年6月30日までとなっているプリシッチは今夏の移籍を熱望しており、チェルシーとしても来夏のフリー移籍を避けるために売却を容認していることから、今夏の移籍は濃厚と見られている。

 そんなプリシッチに対し、ミランが関心を示している模様で、すでに両クラブは交渉中であることが報じられている。なお、同選手自身は移籍を希望しているものの、チェルシーが移籍金として2500万ポンド(約46億円)を要求していることから、クラブ間では合意までまだ大きな隔たりがあるという。

 それでも、今夏に売却をする必要があることから、チェルシーは移籍市場が進むにつれて要求を下げる可能性が指摘されており、ミランは要求額よりも低い金額でプリシッチを獲得することを目指しているようだ。

 ミランではかつてチェルシーでプレーしていたフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとイングランド代表DFフィカヨ・トモリが在籍しているほか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、1600万ユーロ(約25億円)に400万ユーロ(約6億円)の追加オプションが付随した契約でイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークの獲得にも迫っていることが明らかになっているなか、プリシッチにも同クラブ移籍の可能性が浮上しているが、果たして両クラブは合意に達することができるのだろうか。

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