マンU、ついにチェルシーと合意か…総額約110億円でマウント獲得へ

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2023年06月30日 09:46  サッカーキング

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マンチェスター・U移籍に近づいているマウント [写真]=Getty Images
 マンチェスター・Uが、チェルシーからイングランド代表MFメイソン・マウントを獲得することで合意したようだ。29日、イギリスメディア『BBC』や同『アスレティック』など複数メディアが伝えている。

 現在24歳のマウントは6歳でチェルシーのU−9チームに加入した下部組織出身選手で、フィテッセやダービー・カウンティへのレンタル移籍を経て、2019年8月にトップチームデビューを果たした。以降中心選手として活躍し、ここまで公式戦通算195試合出場で33ゴール37アシストを記録している。

 現行契約が2024年6月30日までとなっていることから、チェルシーとしては契約延長のオファーを何度か提示したものの、年俸や契約年数などでマウントと合意に達することができず。来夏のフリー移籍を避けるために今夏の移籍市場で売却されることが濃厚と見られていた。

 そんなマウントに対し、複数クラブが関心を示していたが、早い段階でマンチェスター・Uと個人合意に達していたことが報じられ、残すはクラブ間での合意のみに。しかし、両クラブによる交渉は難航していることが明らかになっていた。

 マンチェスター・Uは最初のオファーとして4000万ポンド(約73億円)、2回目には4500万ポンド(約82億円)に500万ポンド(約9億円)の追加オプションが付随したオファーを提示したものの、マウントの評価額を7000万ポンド(約128億円)に設定していたチェルシーはこれらの提案を即座に拒否した。

 その後、チェルシーは要求額を6000〜6500万ポンド(約110〜119億円)程度に引き下げたことも伝えられていたが、マンチェスター・Uが提示した3回目のオファーは5000万ポンド(約91億円)に500万ポンドの追加オプションが付随した総額5500万ポンド(約100億円)だった。

 すぐさまこれを拒否したチェルシーは、代わりに5800万ポンド(約106億円)に700万ポンド(約13億円)の追加オプションが付随する契約なら受け入れる姿勢を提案したものの、これをマンチェスター・Uが拒否したことで交渉が破談する可能性も浮上していた。

 それでも、マウント自身が改めて契約延長に応じるつもりがないこともあり、来夏のフリー移籍を避けたいチェルシーは対面での話し合いを提案。マンチェスター・Uとしては対面での交渉は必要ないと考えていたものの、最終的にはこれに応じ、今回の合意に至ったようだ。

 報道によると、両者は5500万ポンドの移籍金に、出場試合数や結果などが関連する500万ポンドの追加オプションが付随した総額6000万ポンド(約110億円)で合意。マウントがマンチェスターでのメディカルチェックを受けてから正式発表される見込みとなっている。

 なお、イギリス紙『テレグラフ』によると、マウントはマンチェスター・Uと週給25万ポンド(約4570万円)、最大30万ポンド(約5480万円)になる可能性のあるボーナスが付随した契約を締結することになるという。また、契約期間は2028年6月30日までとなる5年で、1年の延長オプションも付随していることが報じられている。

このニュースに関するつぶやき

  • マンUは高いカネ使って選手集めても上手くいかない時期が長かった印象だけど、ここ数年は上り調子なのかな?
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