ヌートバー、Wヘッダーに連続出場し快音連発　先頭弾含む2戦合計3安打1打点

第1戦 ○ カージナルス 11 − 4 ヤンキース ●
第2戦 ● カージナルス 2 − 6 ヤンキース ○
＜現地時間7月1日　ブッシュ・スタジアム＞

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（25）が1日（日本時間2日）、ヤンキースとのダブルヘッダーに2試合とも1番打者でフル出場。第2戦で先頭打者アーチを放つなど、2戦合計で9打数3安打1打点と快音を重ねた。

　第1戦は「1番・右翼」で先発出場。5回の第3打席に右中間へのクリーンヒットを放つと、好走塁で二塁打とし、3番・ゴーマンの右越え2ランで6点目となるホームを踏んだ。5回の第4打席は四球で出塁し、ダメ押しとなる11点目を演出。第1戦は4打数1安打、1四球1得点の働きで11−4での大勝に貢献した。

　第2戦は「1番・中堅」でフル出場。1点を追う1回裏、いきなり5号アーチをバックスクリーンへ運び本拠地ファンの喝采を浴びた。打球速度108.6マイル（約175キロ）、飛距離421フィート（約128メートル）の豪快アーチ。本塁打は5月24日（同25日）のレッズ戦以来、出場15試合ぶりとなった。

　3回の第2打席にも痛烈な右前打を放ち、今季13度目のマルチ安打をマーク。その後の3打席は凡退したが、第2戦も5打数2安打1打点と快音を重ね今季通算の打率は.258、出塁率は.359となった。