DeNA延長12回に伊藤光が痛恨パスボール…指揮官「バッテリーミスですね」

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2023年07月06日 00:02  ベースボールキング

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ベースボールキング

12回二死一・三塁で捕逸するDeNAの伊藤(C)Kyodo News
◆ まさかの結末

 あと1アウトで負けがなくなるシチュエーションで、伊藤光がまさかのパスボール。ヤクルトに勝ち越しの1点を献上し、このカード負け越しが決まってしまった。

 昨日の大貫晋一に続き、この日の石田健大も味方の得点後に失点。打線も粘りを見せるもあと1本が出ないDeNAにとって嫌な流れとなり、5回を終わって3-4と1点ビハインドの展開となる。6回には無死1-2塁からネフタリ・ソトのセンター前で、セカンドランナーの牧秀悟が判断よくスタートを切り試合を振り出しに戻すことに成功。なお1死2-3塁の勝ち越し機に大和と楠本泰史の左右の代打の切り札を投入し、一気に試合を決めたいところだったが得点出来ずに終わった。この回の無得点が後々まで響き、結果として敗戦に繋がってしまった。
 
 試合後三浦監督は石田について「初回は非常に良かったと思うんですけどね。2回はここのところ続いている点を取っての次の回というところで、初回と別人になった。慎重になり過ぎてのフォアボールのランナーが失点に繋がりましたしね」と苦言。6回に攻撃には「同点止まりだったというところですね…」と歯切れも悪かった。

 回をまたいでの熱投も、結果敗戦投手となってしまった入江大生には「あそこね、もったいないと言うか…打たれてないですからね」とし「すっぽ抜けたボールでしたから、変化球が抜けたというところでね、バッテリーミスですね」と悔やんでいた。

 「ミスしようとしてやる選手はいないですけど、そこでズルズル行かないようにしていかないといけない。やれることやろうとしてできないのが続いているので」と現状を把握しながらも「今までやってきたことがすべてゼロになるわけではないですから、選手たちを前向きにやっていけるように、また明日からやっていきます」と指揮官は前を向いた。

 苦しんでいるヤクルトに連敗と、痛い星を落としたDeNA。明日こそこの流れを変えなければならない。


取材・文=萩原孝弘

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  • 素人が偉そうにって言われちゃうかもしれないけど、こんな野球やってたら優勝なんてできないよ。
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