ローマ、DFディエゴ・ジョレンテがレンタル延長…1月加入で12試合出場

　ローマは8日、リーズ（イングランド2部）から期限付き移籍していたスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテについて、2023−24シーズンもレンタルで加入することを発表した。

　現在29歳のD・ジョレンテは、レアル・マドリードの下部組織出身。同クラブのトップチームでは出場機会を得られず、ラージョ・バジェカーノやマラガへの期限付き移籍を経て、2017年夏にレアル・ソシエダへ完全移籍した。同クラブで公式戦通算88試合に出場し、2020年9月に移籍金2000万ユーロ（約31億円）でリーズに完全移籍した。

　リーズでは公式戦通算59試合に出場したものの、徐々に出場機会が減少。2023年1月、1800万ユーロ（約28億円）の買い取りオプションが付いた半年間の期限付き移籍でローマに加入した。ローマ加入後はケガによる離脱もあったが、ヨーロッパリーグ決勝など公式戦12試合に出場した。

　D・ジョレンテはローマ残留を受け、同クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「ジャロロッシ・ファミリーの一員であり続けられることを誇りに思う。1月にローマに来るチャンスがあったとき、僕は一瞬たりとも躊躇しなかった。このような歴史的なクラブの一員であり続けるためだけでなく、チームメイトと一緒に、ファンの後押しを受けながら、自分たちにふさわしい目標を達成するために共に戦うため、全力を尽くしてきた。一緒に素晴らしいことを成し遂げられると確信しているよ」