ポチェッティーノ監督がコルウィルの売却を否定「イングランドで最も偉大なCBになれる」

　チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、同クラブに所属するイングランド代表DFレヴィ・コルウィルについて言及した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　アメリカで開催中の『プレミアリーグ サマーシリーズ 2023』に参加しているチェルシーは、22日にブライトンと対戦した。元イングランド代表FWダニー・ウェルベックの得点で先制を許したチェルシーだったが、直後に新加入のフランス代表FWクリストファー・エンクンクが同点弾を奪うと、65分にはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのゴールで逆転に成功。その後は両チームともに得点を奪い合うが、試合は4−3でチェルシーが勝利を収めている。2022−23シーズンを、ブライトンでプレーしたコルウィルは先発出場を果たし、白星獲得に貢献した。

　コルウィルの去就について問われたポチェッティーノ監督は、「何も語る必要はない」と質問を一蹴。「彼は我々の選手であり、今後も我々と一緒にプレーし続けるだろう」とチームに残留させる意向であると明言した。続けて、「私は彼に満足している。彼はイングランドで最も偉大なセンターバックの1人になれると思う」と同選手に称賛を贈っている。

　現在20歳のコルウィルは、U−9からチェルシーの下部組織に所属すると、2021年にトップチームデビューを待たずしてハダースフィールド（2部）へレンタル移籍で加入。2022−23シーズンはレンタル移籍先のブライトンで公式戦22試合に出場し、クラブ史上初となるヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得に貢献した。現在は保有元のチェルシーに戻っているものの、ブライトンは2023−24シーズンも引き続きレンタル移籍でコルウィルをチームに留めることを希望していると報じられている。