R・ソシエダ、MFファン・デ・ベークに関心…買取OP付レンタルでマンUと交渉か

　日本代表FW久保建英が所属するレアル・ソシエダは、マンチェスター・Uの元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの獲得に関心を示しているようだ。28日、地元紙『ノティシアス・デ・ギプスコア』が報じた。

　レアル・ソシエダでは先日、元スペイン代表MFダビド・シルバが左ひざの大けがを理由に現役引退を決断。その後釜として、ファン・デ・ベークに注目しているという。報道によると、レアル・ソシエダは1000万ユーロ（約15億5000万円）ほどの買い取りオプションが付いた期限付き移籍のオファーで、マンチェスター・Uと交渉しているようだ。

　現在26歳のファン・デ・ベークは、アヤックスの下部組織出身。2015年11月にトップチームデビューを果たし、公式戦通算175試合の出場で41ゴールを記録。2018−19シーズンの国内2冠とチャンピオンズリーグ準決勝進出などに貢献した。

　2020年夏、移籍金3500万ポンド（約64億円）でマンチェスター・Uに完全移籍。しかしながら、同クラブでは思うように出場機会を得られずに伸び悩んでおり、これまで公式戦60試合の出場で2ゴールにとどまっている。2021−22シーズン後半に期限付き移籍加入したエヴァートンでも結果を残せず。2021年6月を最後にオランダ代表の招集から遠ざかっている。

　なお、レアル・ソシエダは退団したノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート（現ビジャレアル）の後釜の確保も目指している。ブレーメンに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクに関心を示していたようだが、プレースタイルが合わないとして、同選手の獲得は断念した模様。

　また、“ラ・レアル”は攻撃的なポジションだけでなく、左サイドバックの補強にも動いている。トッテナムに所属する元スペイン代表DFセルヒオ・レギロンらをリストアップしているようだ。