スバル/STI、SUBARU RALLY CHALLENGEの今季活動休止を発表。新井敏弘は新型WRX S4で参戦へ

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2023年08月08日 17:20  AUTOSPORT web

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2023年シーズンよりSUBARU RALLY CHALLENGEとして全日本ラリー選手権に参戦していたスバル/STIチーム
 スバルは8月8日、スバルテクニカインターナショナル(STI)とともに行ってきた『SUBARU RALLY CHALLENGE(スバルラリーチャレンジ)』の活動について、JRC全日本ラリー選手権での2023年シーズンの活動を休止することを正式発表した。

 この決定は、5月31日に群馬サイクルスポーツセンターで行われた車両テスト中の事故により、当該車をドライブしていた鎌田卓麻と同乗していた自動車部品メーカーのエンジニアが負傷し、現在も両名の治療が続けられていることと、事故原因の究明が継続中であることが考慮されたものだ。

 事故後SUBARU RALLY CHALLENGEは、シーズン第5戦丹後で予定されていた新型ラリーカーの投入を延期するとともに、チームのもうひとりのドライバーである新井敏弘のシリーズ参戦についても、第5戦丹後と第6戦ラリー・カムイの出場を見送る判断を下していた。

 今回の活動休止発表では、その新井の今後の活動予定についてもアナウンスがあった。これによると、新井は9月8〜10日に北海道帯広市を中心に開催される次戦第7戦『ラリー北海道』でシリーズへの復帰を予定しており、プライベーターの“TEAM ARAI”として新型『スバルWRX S4』で同イベントに出場することになるという。

 なお既報のとおり、2023年シーズン2度目のグラベル(未舗装路)イベントとなるラリー北海道には、元WRC世界ラリー選手権ドライバーで現TOYOTA GAZOO Racing WRT代表のヤリ-マティ・ラトバラが、『トヨタGRヤリス・ラリー2』でスポット参戦することが決まっている。 

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