ウェストハムが2人目の中盤補強！　“FKの名手”ウォード・プラウズ獲得を発表…背番号は「7」

　ウェストハムは14日、サウサンプトンからイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズを完全移籍で獲得したことを発表した。

　今夏の移籍市場でイングランド代表MFデクラン・ライス（現：アーセナル）を失ったウェストハムが、メキシコ代表MFエドソン・アルバレスに続き、またもや中盤の補強に成功した。契約期間は2027年6月30日までの4年間で、背番号は「7」に決定。移籍金は明かされていないが、イギリスメディア『BBC』によると3000万ポンド（約55億円）がサウサンプトンへ支払われたという。

　現在28歳のウォード・プラウズはサウサンプトンの下部組織出身で、2012年夏にトップチーム昇格を果たした。以降は中盤の主軸として活躍を続け、同クラブで公式戦通算410試合に出場し55ゴール54アシストをマーク。また、イングランド屈指の“FKの名手”としても知られており、プレミアリーグではここまで通算17本の直接FKを沈めている。なお、この記録はマンチェスター・Uなどで活躍した元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏の18本に次ぐ、歴代2位の記録となっている。

　また、2017年3月にデビューを飾ったイングランド代表では、ここまで国際Aマッチ通算11試合に出場し2ゴールを記録している。

　移籍決定に際し、ウォード・プラウズは新天地ウェストハムのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ウェストハムに来ることができて興奮しているよ。ここにいられるのは素晴らしいことだし、前進するのが非常に楽しみだ。外から見ていると、このクラブは何年間にも渡って成長を続けており、昨シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）での成功を受けて、本物の勢いがあると感じているよ。参加できるのは素晴らしいことだし、試合で自分の役割を果たすのが待ちきれない」

「自分のプレーについて考えると、それはハードワークと努力、そして常に全力を尽くすことに基づいている。ウェストハムはそれらを体現してきたクラブだと思っているよ。ファンからもそれを感じ取ることができるし、ここにいる選手やアカデミーを出てきた選手たちからも見受けられる。僕はすぐに溶け込める気がしているし、ここにいる間はこのクラブのために全力を尽くすことを約束するよ」


【動画】ウォード・プラウズがウェストハムへ！
Introducing our new 7-Iron ⚒️ pic.twitter.com/ZIfCuifU0v— West Ham United (@WestHam) August 14, 2023