マンU、PSG退団が濃厚となっているヴェラッティに関心？　バイエルンと争奪戦が勃発か

　マンチェスター・ユナイテッドが、パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティの獲得に興味を示しているようだ。20日、イギリス紙『ミラー』が報じている。

　現在30歳のヴェラッティは、2012年に母国のペスカーラからPSGに完全移籍で加入。ここまで公式戦通算416試合の出場で11ゴール61アシストをマークし、ボランチの主力として合計30個ものタイトル獲得に貢献している。現行契約を2026年6月末まで残している同選手だが、今夏でのPSG退団が濃厚とされており、去就には大きな注目が集まっている。

　今回の報道によると、そんなヴェラッティにマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せているようだ。マンチェスター・ユナイテッドは今夏にブラジル代表MFフレッジが退団したことに加え、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイにも退団の可能性が浮上しており、中盤の補強を検討している模様で、PSG退団が濃厚となっているヴェラッティの獲得に動く可能性があるという。

　しかし、ヴェラッティは現在、サウジアラビアのアル・アハリと交渉中であることに加え、バイエルンからも関心を寄せられているとのことで、争奪戦が予想されている。果たして、ヴェラッティは今季、どこでプレーすることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。