チェルシーの負傷者リストにムドリクが追加…離脱者9人の価値総額は678億円とも

　チェルシーは24日、プレミアリーグ第3節・ルートン・タウン戦を前に、所属選手の負傷状況を発表した。

　クラブ史上最低勝ち点および最低得失点差を記録するなど、苦難の1年となった昨シーズンから復活を目論むチェルシー。しかし、開幕から2節を終了した現在も、いまだ白星を挙げられておらず、負傷による離脱者が相次ぐなど厳しい船出となっている。第2節・ウェストハム戦では、プレシーズンから好調を維持し、この試合で得点を記録したU−20イングランド代表MFカーニー・チュクエメカが負傷し、今季8人目の離脱者となっていた。

　そんななか今回の発表で、新たにウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの負傷が判明。今週のトレーニング中に負傷し、リハビリを開始したと伝えている。これにより、同選手は今季のチェルシーにとって9人目の負傷者に。国際スポーツ研究センター（CIES）によると、現在戦列を離れている選手全員の価値総額は、3億6800万ポンド（約678億円）に達するという。

　一方でフランス代表DFブノワ・バディアシルとアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤは、リハビリプログラムの最終段階であるとも伝えられており、ケガからの復帰が近いと見られている。チェルシーが今回発表した所属選手の負傷状況は以下の通り。

DF　ブノワ・バディアシル　（リハビリプログラムの最終段階）

GK　マーカス・ベッティネッリ　（リハビリプログラムを継続中）

FW　アルマンド・ブロヤ　（リハビリプログラムの最終段階）

DF　トレヴォ・チャロバー　（リハビリプログラムを継続中）

MF　カーニー・チュクエメカ　（術後順調に回復し、リハビリ開始）

DF　ウェズレイ・フォファナ　（リハビリプログラムの初期段階を継続中）

DF　リース・ジェームズ　（リハビリプログラムを継続中）

FW　ミハイロ・ムドリク　（今週のトレーニングで負った怪我の診断を受けリハビリを開始）

FW　クリストファー・エンクンク　（リハビリプログラムの初期段階を継続中）