里崎氏が阪神・近本は「追い込まれても不安じゃない、安心感があるかも」と話したワケ

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2023年08月27日 10:12  ベースボールキング

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阪神・近本光司 (C) Kyodo News
● 巨人 6 − 9 阪神 ○
<19回戦・東京ドーム>

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた里崎智也氏が、阪神の1番打者・近本光司について言及した。

 近本は初回の第1打席、巨人先発・横川凱のカットボールをセンター前に弾き返し出塁。里崎氏は「塁に出ると25日の試合もそうですけど、盗塁、悪送球あっての犠牲フライ、一気に二塁打になる可能性がある。僕らの時の赤星みたいな選手ですね」と評価した。

 近本は1−1の4回二死一、三塁の第3打席、1球もバットを振らず2ボール2ストライクとなる。すると、里崎氏は「追い込まれても不安じゃない、安心感が近本の中であるかもわからないですね」と指摘。

 その理由について里崎氏は「0ボール2ストライクだと(試合前まで)打率.138は下がるんですけど、1ボール2ストライクの(試合前までの)打率が.292、2ボール2ストライク(試合前まで)の打率が.316と3割前後の打率があるので、追い込まれてもそんなに嫌じゃないところが、自分の中でタイミングを測ったり、狙い球を絞ったり、バタバタした焦りがないところがあるかもしれないですね」と説明した。

 近本は2ボール2ストライクから2球ファウルにした後、7球目のカットボールをセンター前に弾き返す適時打を放った。里崎氏は「2ボール2ストライクの打率が試合前まで.316ですからね。岡田監督の近本への作戦面を含めた信頼感。見事に応えましたよね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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