エンゼルス、5連敗で借金11…エステベスがセーブ失敗、大谷翔平は2戦連続欠場

● エンゼルス 4 − 5 オリオールズ ○
＜現地時間9月5日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスは悪夢の逆転負けで5連敗。借金は今季ワーストを更新する11となった。「右脇腹の張り」で前日の同戦を欠場した大谷翔平選手（29）はこの試合も出場せず。オリオールズの藤浪晋太郎投手（29）は1点リードの延長10回裏を完璧救援で締め、メジャー2セーブ目（6勝8敗）を手にした。

　エンゼルスは2−2の同点で迎えた8回裏、途中出場・キャベジの右前適時打で勝ち越し点を奪うも、1点リードの9回表を託された抑えのエステベスが2失点。勝利目前で3−4を試合をひっくり返された。

　それでもその裏、二死一、二塁で6番・モニアクが中前適時打を放ち試合は振り出しに。しかし、無死二塁から始まるタイブレーク形式の延長10回に1点を勝ち越されると、その裏は藤浪に完璧に抑えられ敗戦。9月初勝利はまたもお預けとなった。

　大谷は前日の同戦に「2番・指名打者」でスタメン出場することが発表されていたが、試合前のフリー打撃中に右脇腹を負傷。急遽、出場を取り止め、そのまま欠場した。この日は検査のため、試合前に行われた恒例のチーム集合写真撮影に間に合わず不参加。試合にも出場せず2試合連続の欠場となった。