新国際映画祭「Cinema at Sea」メインビジュアル公開 クリストファー・マコト・ヨギ監督の特集上映決定

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2023年09月27日 18:42  cinemacafe.net

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第一回 Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル
環太平洋地域にフォーカスした新しい国際映画祭「第一回 Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」のメインビジュアルが完成。メインプログラムである、特別セレクション「Director in focus」にて、クリストファー・マコト・ヨギ監督の特集が決定した。

同映画祭は、優れた映画の発掘と発信を通じて、各国の文化や民族、個々人の相互理解を深め、将来的に沖縄が環太平洋地域において、新たな国際文化交流の場となることを目指し始動。

環太平洋の各国・島々で製作された映画作品を対象に、コンペティション形式による優秀作品の選考と上映を行うほか、製作者向けに国際共同制作を促進するプログラムやワークショップなども企画中で、沖縄を拠点に環太平洋地域の映画産業を盛り上げる長期的な施策を構想中。

完成したメインビジュアルを担当したのは、水や光、人と自然の無意識感覚をテーマにアート活動をしている山田祐基。「海の上の交差点」を表現するビジュアルには、太平洋を巡る潮流が沖縄に戻ってくる「環(わ)」が描かれている。

そしてメインプログラム「Director in focus」では、環太平洋地域の島々から注目の監督を取り上げ、当該地域の優秀な映像作家を紹介。特集が組まれたヨギ監督は、沖縄にルーツを持つハワイ・ホノルル生まれ。長編デビュー作『August at Akiko's』、長編2作目『I Was a Simple Man』が名だたる映画祭でワールドプレミア上映され、世界中の映画評論家たちから高い評価を受けるなど、いま世界で注目を浴びる新鋭監督の4作品を、日本初上映する。

ヨギ監督は「ハワイで生まれ育った沖縄人として、いつか沖縄を訪れて自分の作品を上映することが私の生涯の夢でした」と話し、「沖縄の文化を探求して学び、沖縄の家族や親戚を訪れ、そして環太平洋地域からの他の映画製作者やアーティストに会えることをとても楽しみにしています」とコメントしている。

なお、「MotionGallery」でのクラウドファンディングや、「沖縄・環太平洋映画インダストリー」の企画公募もスタートした。

「第一回 Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」は11月23日(木・祝)〜29日(水)那覇市ぶんかテンブス館テンブスホール、桜坂劇場、那覇文化芸術劇場なはーとをメイン会場に開催。




(シネマカフェ編集部)
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