広島・末包が決勝弾含む3安打の躍動！「軽く打ってあそこまで」解説陣もそのパワーに脱帽

◆ 館山氏「一発という魅力がある選手」

　広島は30日、本拠地での阪神戦に2−1で勝利。「6番・右翼」でスタメン出場した末包昇大が勝ち越し本塁打を含む3安打1打点の活躍を見せた。

　まずは2回、無死一塁の第1打席でレフトへの安打を放ってチャンスを拡大すると、三振を挟んで迎えた6回一死二塁の第3打席でもレフトへ運ぶ安打。ホームを狙った二塁走者は相手の中継プレーに阻まれたが、その後二塁まで進んだ末包は會澤翼の適時打で先制のホームを踏む。

　さらに1−1の同点で迎えた8回裏は一死走者なしの場面で加治屋蓮の変化球を泳ぎながらもうまく捉え、打球はそのまま左翼席上段の看板に直撃。この11号ソロが決勝点となった。


　勝ち越し弾を含む3安打猛打賞の活躍を見せた末包について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は「軽く打ってあそこまで飛ぶのか、というバッティングですよね。主砲だなという活躍でした」と語り、開花の兆しを見せつつある右の大砲を称賛。

　同じく番組に出演したた館山昌平氏も「本当にスケールの大きな選手ですね。ストレートはもちろん強いんですが、体勢を崩されて片手一本でも拾えば広いマツダスタジアムでも持って行ける。一発の魅力がある選手」と印象を述べ、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。

　シーズンも残すところあと1試合。猛追するDeNAを振り払い、2位を死守する為にも、ラスト1試合も末包のバットに期待したい。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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