ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、スペイン代表FWアンス・ファティとガーナ代表DFタリク・ランプティがしばらく戦列を離れることを明かした。29日、クラブ公式サイトが伝えている。
負傷者が続出しているブライトンでは現在、イングランド人MFソリー・マーチやエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャン、元イングランド代表FWダニー・ウェルベックらが離脱を余儀なくされているほか、日本代表MF三笘薫も負傷により直近の試合を欠場している。
そんななか、25日に行われたプレミアリーグ第13節のノッティンガム・フォレスト戦(◯3−2)では先発出場したファティが21分に負傷交代を余儀なくされると、約2カ月ぶりに復帰を果たしていたランプティも35分に途中交代となっていたことから、両選手の状態には注目が集まっていた。
30日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・グループB第5節のAEKアテネ戦の前日会見に出席したデ・ゼルビ監督は「イゴールはプレーできる」と前試合を欠場していたブラジル人DFイゴール・フリオが復帰できることを明かした一方で、ファティとランプティは離脱することを認めた。
「アンスとランプティは負傷している。両選手ともに長期間欠くことになると思う。ただ、焦点を当てるのは明日プレーできる選手たちだ。私たちは戦わなければならない。勝てるかどうかはわからないけど、もちろん勝つために戦うつもりだ」
なお、ファティとランプティの離脱期間は明らかになっていないが、イギリス紙『ミラー』では両選手ともに3カ月ほどの離脱となることが予想されている。