ホンダ、次世代EV『0シリーズ』のコンセプトモデルを公開。1981年以来となる新しい『H』マークも

18

2024年01月10日 11:40  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

ホンダ0シリーズのコンセプトカー『サルーン』
 1月10日、ホンダはアメリカのラスベガスで開催されているCES2024で、2026年からグローバル市場に投入を開始する新たなEV『ホンダ0(ゼロ)シリーズ』を発表し、さらにそのコンセプトモデルである『SALOON(サルーン)』『SPACE-HUB(スペースハブ)』、そして次世代EV向けに、1981年に改定されて以来となる、新しい『H』マークを発表した。

 ホンダは、2050年にホンダの関わるすべての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを目指しており、その実現に向け四輪車は2040年までにEV・FCEV販売比率をグローバルで100%とする目標を掲げ、電動化に取り組んでいる。

 今回CES2024で発表されたホンダ0シリーズは、グローバルブランドスローガンや電動化方針のもと、大きく変革するホンダを象徴するEVシリーズとなる。『ホンダのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していく』という決意から『0』のシリーズ名がつけられた。

 ホンダはその第1弾となるモデルを2026年より北米市場を皮切りに日本、アジア、欧州、アフリカ・中東、南米と、グローバル各地域へ投入していくが、そのコンセプトモデルとして公開されたのが『サルーン』と『スペースハブ』の2台だ。

『サルーン』はホンダ0シリーズのフラッグシップコンセプトモデルで、『スペースハブ』はシリーズ共通のデザイン言語のもと、“人々の暮らしの拡張”を提供することをテーマに開発したモビリティとなる。

 そして注目なのが、新たな『H』マークだ。現在使用されているマークは1981年に改定されて以降、市販車のグリルやテールを彩ってきたことはもちろん、モータースポーツでも四輪レース活動で世界中のレーシングカーに使用されてきた。特にホンダのワークス活動におけるレーシングカー、さらに市販車のタイプRシリーズで用いられるHマークの内側が赤い、通称“赤バッジ”は多くのファンの心に残るものだった。

 今回公開された新しい『H』マークは、次世代のEVを新たに開発するにあたり、ホンダ四輪車の象徴である『H』マークを新たにデザインすることで、変革への思いを示すとともに、原点を超え、挑戦と進化を絶えず追い求めるホンダの企業姿勢を表現しているという。

 また、両手を広げたようなデザインはモビリティの可能性を拡張し、ユーザーに向き合う姿勢を表現しているという。この新たな『H』マークは、ホンダ0シリーズを含むホンダの次世代EVに採用されるという。

このニュースに関するつぶやき

  • カウンタック、な訳がないよな…。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(17件)

ニュース設定