エンジニアリング体制を強化するポルシェ・ペンスキー。BMW陣営からブランドン・フライが移籍加入

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2024年01月16日 12:20  AUTOSPORT web

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2023年、WEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の双方にポルシェ963を投入したポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ
 2023年までBMW MチームRLLのテクニカル・ディレクターを務めていたブランドン・フライが、エンジニアリング部門を拡張するポルシェ・ペンスキー・モータースポーツへと移籍することが明らかとなった。彼は新設されるリード・レースエンジニアとして、同組織に加わる。

 フライはボビー・レイホールが共同経営するRLLで6シーズンを過ごし、主にIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のプログラムに参画してきたが、2023年末に同社を退社していた。

 LMDhプラットフォームを使用した最初のシーズンが終わり、ポルシェ・ペンスキーのマネージング・ディレクターを務めるジョナサン・ディウグイドは、2024年に向けてウェザーテック選手権とWEC世界耐久選手権の両方で、ポルシェ963を走らせるエンジニアリング・スタッフを増やす必要性について説明した。

「(LMDhを走らせる)多くのチームは、とにかくマシンをコースで走らせることに躍起になっていたんだ」とディウグイドは2023年の状況について言及した。

「1シーズンを終え、クルマと適切な走りをサポートするために必要なスタッフのレベルが見えてきたと思う」

「我々は、WECとIMSAのすべてのレーシングプログラムに、エンジニアリング要員を追加した」

「その変更の一環として、我々はひとりかふたりのパフォーマンス・エンジニアを配置し、さらにチームに何人かのエンジニアリング・マネジメントを追加した」

「ブランドン・フライは、IMSAプログラムのリード・レースエンジニアリングとして我々のチームに加わり、昨シーズンマシンを走らせたふたりのレースエンジニアをサポートすることによって、すべての拠点を確実にカバーできるようキャパシティが拡大される予定だ」

「(彼の役割は)バックグラウンドで働く人々とパフォーマンスエンジニアの管理をサポートし、クルマから最大限のパフォーマンスを引き出すことを支援することだ」

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