オートレース宇部Racing Teamが2024年の体制を発表。津田拓也を起用してJSB1000と鈴鹿8耐に参戦

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2024年02月05日 21:10  AUTOSPORT web

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津田拓也(オートレース宇部 Racing Team)が使用するスズキGSX-R1000R
 2月5日、全日本ロードレース選手権に参戦しているオートレース宇部 Racing Team(AutoRace Ube Racing Team)は、20時にチームのYouTubeチャンネルで2024年の参戦体制を発表した。津田拓也を擁してJSB1000に参戦し、鈴鹿8耐にも出場することを明らかにした。

 James Racing 株式会社が運営するオートレース宇部 Racing Teamは、2022年に全日本ロードに初参戦し、津田と岡田秀之の2台体制でST1000クラスを戦った。参戦2年目の2023年はJSB1000に進出し、継続参戦の津田がスズキGSX-R1000Rでしのぎを削った。

 全日本ロードにおいては、第5戦もてぎ2&4でチームとして初のポールポジション、そして3度の3位表彰台も獲得。さらに初出場となった鈴鹿8耐ではトップ10トライアルにも進出し、決勝では4位完走という功績を残している。

 また鈴鹿8耐のトップ10トライアル、そして全日本ロードの第8戦鈴鹿では、スズキMotoGPカラーを施したマシンで出走するなど、サプライズで多くのファンを沸かせ、注目を集めているチームだ。

 そんなオートレース宇部 Racing Teamは、2024年シーズンも津田を擁してスズキGSX-R1000RでJSB1000クラスに引き続き参戦する。鈴鹿8耐については、2023年以上に「チャレンジングなライダーラインアップを創り、チーム体制の強化を図っていく」とのことだ。また、次のステップとして海外の国際レースへの挑戦も計画しているようだ。

 そして、2024年はNFT(非代替性トークン)を活用したファンクラブ制度『オートレース宇部 Racing Team 応援 DAO』も実施される。ファンやサポーターもパートナーの一員となり、コミュニティサイトやイベントの企画などを通じて交流を深め、さらにレースやチームを好きになってもらおうという試みから生まれたファンクラブ制度。第1弾の募集は2月10日(土)より開始されるとのことだ。


■齋藤 James 文護(チームオーナー)
「最高峰に挑戦した昨年は人生の中で最も刺激的な1年でした。チームの成績が向上していく度に、サーキットでオーナーの私にまで声をかけてくださるファンの方々がいらっしゃり、とても嬉しい気持ちになり、このチームを作って本当に良かったと思います。いよいよ最高峰2年目のシーズンが始まります。チームは1年目からよく頑張ってくれましたが、今年は当然さらに上を目指していきます」

「もちろん成績だけではなく、お客さんに楽しんで頂くために、今年も様々なサプライズを用意していきたいと考えています。NFTを活用した新しいファンクラブ制度も用意しました。ぜひ一緒に応援して、今年もレースを楽しんでください」

■中井貴之(チームディレクター)
「昨年は全てが初めてのチャレンジでしたが、数多くのパートナー企業の皆様、応援してくださったファンの皆様と一緒に試練を乗り切ることができました。1年目なのに凄い! そう言って頂けるのは去年まで。我々は次なる目標に向けて邁進していきます。このチーム、やっぱり凄い! と皆さんに言って頂けるように、チーム体制を強化して2024年の開幕に挑みます。我々の新しいチャレンジにも、乞うご期待!」

■津田拓也
「今年もオートレース宇部Racing Teamと一緒に1年を闘えることを発表することができ、とても嬉しく思っています。昨年はチームとしては初、僕にとっては4年ぶりの最高峰クラス挑戦とあって苦労の連続でした」

「今年はデータが既にある状態からスタートできるので、開幕戦の鈴鹿から攻めのレースができると思います。昨年は本当に多くの皆様から声援を頂いた1年でした。今年もさらに皆さんに興奮を届けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

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