東京ヴェルディが謝罪 オンラインストア利用者2726人のクレカ情報漏えい セキュリティコードも…不正利用で発覚

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2024年02月06日 15:08  ORICON NEWS

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東京ヴェルディ公式サイトより
 サッカーJリーグクラブの東京ヴェルディは6日、公式オンラインストアが第三者から不正アクセスを受け、ストア利用者2726人のクレジットカード情報が漏えいした可能性があると発表し、公式サイトを通じて謝罪した。

【ポスト】オンラインストア利用者のクレカ情報漏えいで東京ヴェルディが謝罪

 サイトに「『東京ヴェルディ公式オンラインストア』への不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ」を掲載。「このたび、弊社が運営する「東京ヴェルディ公式オンラインストア」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(2,726件)が漏洩した可能性があることが判明いたしました」と報告した。

 そして「お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。なお、個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、本日より、電子メールにてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております」とし、経緯や原因などを説明した。

 それによると、昨年12月21日に一部のクレジットカード会社から「弊社サイトを利用したお客様のクレジットカード情報漏洩が懸念される」との連絡を受け、、オンラインストアを停止の上、第三者機関による調査を開始。今年1月16日に調査が完了し、クレジットカード情報の漏えいや一部が不正利用された可能性を確認したという。

 原因は「弊社が運営する「東京ヴェルディ公式オンラインストア」システムの開発管理者アカウントへの不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため」とした。

 漏えい可能性があるのは、「2023年8月22日〜2023年12月20日の期間中に『東京ヴェルディ公式オンラインストア』においてクレジットカード決済をされたお客様2,726名」で、具体的には「カード名義人名」「クレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」だとした。

 その上で「既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、大変お手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます」と要望。

 「なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております」とも伝えた。

 さらに「公表が遅れた経緯」として「2023年12月21日の漏洩懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます」とつづった。

 再発防止策などについては「弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。改修後の『東京ヴェルディ公式オンラインストア』の再開日につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2023年12月22日に速報した後、2024年1月26日に続報を実施済みであり、また、所轄警察署にも2023年12月25日被害申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります」と記した。

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  • 2700人もファンがいたとは。意外に人気があってびっくりだわね。
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